4月1日(月)11時30分より、獨協大学35周年記念館アリーナにおいて、2024年度父母の会入会式を挙行し、約2,200名のご父母・保証人が出席しました。
父母の会名誉会長である前沢学長は、「ご父母・保証人の皆様同士を結び合わせ、そして皆様と私たち教職員とを結び合わせる役割を果たしているのが、『父母の会』です。この結びつきはしばしば「獨協ファミリー」という言葉で呼ばれます。私たち教職員一同は、今日、入学した学生たちがこれからの4年間、学生生活を存分に謳歌し、ひとりひとりが大きく成長できるよう、教育のいっそうの充実に努めてまいります。『父母の会』に入会された皆様も、学生たちの成長を、獨協ファミリーの一員として、あたたかく見守り、励まし、ともに支援していってくださいますよう、心よりお願い申し上げます」と挨拶されました。
続いて、田口裕美子代表幹事の卒業に伴い代表幹事を代行する曽根貞治父母の会副代表幹事は、「獨協大学父母の会は、あくまでも大学の建学の理念とその教育方針に則り、側面から寄り添う支援体制で活動しております。今後も父母の会では、獨協ファミリーの一員として重要なポジションを任っていけるように運営し、努力して参りますので、何卒ご理解とご支援の程、宜しくお願い申し上げます。」と述べました。
※以下、父母の会副代表幹事の式辞を全文掲載します。
ただいまご紹介にあずかりました、獨協大学父母の会代表幹事を代行しております副代表幹事の曽根貞治と申します。新入生のみなさん、ご入学誠におめでとうございます。このような良き日に入学式を迎えられたこと、謹んでお祝い申し上げます。また、ご父母および保証人の皆様におかれましては、お子様のご入学をもって本日より獨協大学父母の会の正会員となりました。獨協ファミリーの一員となられたこと、父母の会・全会員を代表して、心より歓迎いたします。ここでは少々お時間を頂戴して、獨協大学父母の会についてお話させていただきたく存じます。
獨協大学父母の会は、大学の教育方針に則り、大学と父母が連携を図り、学生の学習活動を支援するとともに、大学の教育研究環境の充実及び発展に寄与する事を目的に発足しました。歴代役員の熱き思いにより築かれた本会も発足以来歴史を重ね、2024年10月で16年目を迎えます。
本会は、獨協大学父母の会規程に基づき、「父母懇談会の開催」、「進路就職活動への支援」、「奨学金事業への支援」、「大学の教育研究活動への助成」、「機関誌の発行」、「その他本会の目的を達成するために必要な事項」の6項目について、様々な事業を企画しております。ここで事業の一例をご紹介いたします。
学生の皆さんに対しては、奨学金事業への助成、進路就職活動に対する支援、大学の教育活動への助成等を通じて、皆さんがより一層、充実したキャンパスライフを送れるよう支援していますが、ここで特にご紹介したい事業が3つあります。
1つ目は、「学生チャレンジ支援プログラム」の実施です。これはチャレンジ精神旺盛な学生の活動を資金面で支援するもので、審査の上、個人の活動は10万円、団体の活動は50万円を上限に助成する制度です。また、大会やコンテストで優れた成績を修めた学生には顕彰金を贈呈しています。皆さんもこの制度をぜひ活用してください。
2つ目は、「芸術・芸能鑑賞企画」の実施です。これは学生の皆さんに幅広いジャンルの芸能に触れ、教養を深めてほしいとの思いから、本会設立当初より実施している企画です。2023年度は、8月に宝塚歌劇と12月に寄席の鑑賞を企画し、多くの学生が参加しました。2024年度はこれに加え、「食」をテーマに学びの場を提供する企画も検討中ですので、奮ってご参加ください。
3つ目は「文化施設利用制度」への加入です。本会の助成により、獨協大学は、国立美術館の他7つの団体のキャンパスメンバーズ制度に加入しています。学生証を提示することで無料または割引にて施設に入館できたり、チケットを優待価格で購入できたりします。この制度もぜひ活用してください。
なお、2024年度より、埼玉県芸術文化振興財団の法人サポーター制度に加入しました。これについては本会会員であるご父母・保証人の皆様も割引等特典の対象となりますのでぜひご利用ください。学生の皆さんにおかれましては、このような機会を利用し、充実した大学生活を送っていただきたいと願っております。
次に、ご父母および保証人の皆様に関する事業についてご紹介いたします。本会が特に重視している事業が「父母懇談会」の実施です。「父母懇談会」は、大学教職員の皆様より、大学の状況や、学生の学習面と生活面の様子などを伺うとともに、ご父母および保証人の皆様の懇親の場として、多くの皆様に参加いただいています。2024年度は10月19日にこのキャンパスで開催予定です。また、会員間の交流の促進を目的とした「父母交流会」の開催も学内と学外で計画しています。2024年度の学外会場は、6月29日に新潟市で行う予定です。近隣にお住まいの皆さまには別途案内状をお送りいたしますが、どなたでもご参加いただけますので、ぜひお越しいただきたく存じます。
また、機関紙「父母の会会報」を年4回発行し、本会の活動を身近に感じていただけるよう、情報共有に努めております。HPも開設しておりますので、タイムリーな情報はホームページをご確認いただければ幸いです。
最後に、新入生のみなさんのお手元に、「水」と獨協大学のロゴが書かれたボトルがあるかと思います。こちらは、本会が学生のみなさんのSDGs活動の促進を願い、製作したものです。本学には本会が寄贈した2台を含む6台の給水器が設置しておりますので、ぜひボトルを活用していただければと思います。
以上、活動の一例ではございますが、獨協大学父母の会は、あくまでも大学の建学の理念とその教育方針に則り、側面から寄り添う形で支援していくという体制、言い換えると、学生を支え手助けしていきたいという親心で活動しております。今後も父母の会では、父母の会だからこそできる支援を行ってまいります。
最後になりますが、これからも獨協大学父母の会は、獨協ファミリーの一員として重要なポジションを任っていけるように運営し、努力して参りますので、何卒ご理解とご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
本日は、誠におめでとうございます。
2024年4月1日
獨協大学父母の会副代表幹事(代表幹事代行) 曽根貞治