2019年度 父母懇談会 学内会場(2) - 就職に関する講演会 –

 就職に関する講演会では、採用コンサルタント/採用アナリストの谷出正直氏による講演「納得のいく就活のススメ~就活ルールの廃止など最新状況を整理して~」、続いて内定取得学生2名による就職活動体験談の報告が行われました。

[講演]
納得のいく就活のススメ
~就活ルールの廃止など最新状況を整理して~
採用コンサルタント/採用アナリスト 谷出正直 氏

 就職活動は学生生活と社会活動の橋渡しの取り組みです。納得いく就職活動をするには、『自分自身』『社会構造』『就職活動』、この3つを知る必要があります。中でも、学生と就活の話をする際は、まず『自分の話』ができるようになってくださいと伝えています。企業は民間企業に就職を希望する全国の大学生、約44万人からあなたを選ぶんです。だから、あなたはどういう人なのか?と聞かれたときに「自分はこういう人ですよ」と答えられるように、自分を把握しておくことが必要です。
 『社会やその構造』を知ることも重要です。この世の中にはどんな仕事、業種、企業があるのかを知るだけで、就職活動における選択肢が増えます。社会の動きを知ることも重要です。
 そしてスケジュールやノウハウなど、『就職活動』そのもの。このように就活にかかわる事柄を情報整理して管理していくとスムーズです。
 学生には就活という出来事を考えるのではなく、人生の入り口という観点で就活を考えて欲しいです。内定を取った後も人生は続いていきます。卒業後、人生の8割を占める仕事が始まることを考えて、就活に臨んでください。

内定取得学生による就職活動体験談
2019懇談会就職体験談1

就職活動は『人生に本気になるきっかけ』
航空業界内定 外国語学部 英語学科 4年
 就職活動を始めるにあたり、定めた軸があります。それは『日本と世界を繋ぐ架け橋になること』『世の中の日常を支えること』『いつものびやかに』の3つです。
 就職活動は自分の人生に本気になるきっかけだったと思います。自分の軸探しをはじめ、長い人生、これからどうやって稼いでいくのか、特技を何に活用できるかなど、就活を通じて自分の人生を本気で考えることができたのは本当に良い体験でした。
 こうした体験ができたのも、初めての就職活動を好きにやらせてくれた両親のおかげだと思います。そのサポートもあり、自分のペースを崩さずに就職活動に臨むことができました。
2019懇談会就職体験談2

得た経験を就職活動での武器に
繊維製品業界内定 経済学部 国際環境経済学科4年
 インターンや説明会などで訪問した会社は200 社前後。精査してエントリーシート提出を9社まで絞り、内定をいただいたのは2社でした。面接では課外活動として取り組んでいた雄飛祭実行委員会のことや、ゼミでの活動や企画運営の話をすることが多かったように思います。
 就職活動にあたっては、やりたいことをやってみることがとにかく大事だと思います。様々なことに挑戦し、得た経験は就職活動での武器になります。
 両親は自分の決断には口を出さず、黙ってサポートしてくれたので、それがとてもありがたかったです。
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