2019年度 父母懇談会 学内会場(1)

 10月19日(土)獨協大学にて2019年度父母懇談会(学内会場)が開催。288世帯 352名のご父母が出席しました。
 犬井学長をはじめ、採用研究所による講演や、就職内定者の経験談、父母の会支援活動報告、学部学科別懇談会や懇親会の様子をレポートします。


[名誉会長挨拶]
これからの50 年を見据えた大学改革を
名誉会長 犬井正 学長
2019学内父母懇談会 犬井学長

 本日はお忙しい中、「2019 年度父母懇談会」にご出席いただき、ありがとうございます。獨協大学を代表してご挨拶申し上げます。
 獨協大学では、これからの50 年を見据えた大学改革の必要性を強く認識し、教育の変革と学習環境の整備を進めてまいりました。教育基盤の改革においては、「社会の求める学問」を機軸とし、既存の学部学科のカリキュラム改編を行う一方、新たな教育研究ニーズに応えるため、新学部、新学科の設立を行ってきました。
 また、自律学習の支援体制を強化するため、今年の3 月には、新たな学びのサポートの場として自律学習スペース「クレアス」を中央棟の1 階に完成させました。常駐スタッフによりパソコンなど情報機器に関する様々なサポートが受けられ、日頃の学習のみならず就職活動にも活用されています。
 これらの施策・事業以外にも、多方面に渡る制度改革が内部で進行しております。例えば、ご父母の皆様からも多くの支援をいただき、奨学金制度の充実をはかっています。お陰様で、経済的支援を目的とする給付型奨学金は、同規模大学では全国トップクラスとなっており、「獨協大学父母の会奨学金」を含めて、本年度は330 名以上の学生が返還不要の給付を受ける見込みです。
 なお、現在本学では独自に「奨学基金充実のための寄付金」を広く募集しています。本学ホームページからお申込みいただけますので、ご父母の皆様におかれましても学生の経済的支援体制強化の更なるご理解とご協力をいただければ幸いです。
 これからも、天野貞祐先生が示され、今でも輝き続けている「大学は学問を通じての人間形成の場である」という建学の理念を念頭に置き、魅力的な教育環境の整備に当たっていく所存です。

[代表幹事挨拶]
父母懇談会 開催にあたって
獨協大学父母の会代表幹事 中澤 俊勝

 本日は、お忙しい中、2019 年度父母懇談会にご出席いただきまして誠にありがとうございます。会員の皆さまにおかれましては、日頃より父母の会の活動に対しご理解ご協力賜り感謝申し上げます。
 獨協大学父母の会は、「大学の教育方針に則り、父母が連携を図り学生の学習活動を支援すると共に、大学の教育研究活動の充実及び発展に寄与する事」をその目的として2008 年10 月に発足し、諸先輩父母と教職員の皆様の熱き思いに培われ、昨年10 月に設立10 周年の節目を迎えました。
 父母の会では様々な事業を行っています。特に本日開催している父母懇談会、そして父母交流会は、大学と父母、また父母相互の交流促進を図る重要な事業と位置づけ、学内と学外あわせて年2 回のペースで開催しています。
 学外では、新潟、福岡・仙台・札幌・長野・郡山・広島・静岡・那覇の9 都市で開催してきました。ご父母の皆様に大学の近況や、学生の日頃の様子、就職状況等を広く知って頂く貴重な機会として取り組んでおり、参加頂いたご父母の皆様からも「貴重な情報を知りえる良い機会だった」と、いずれの開催地でも多くの好評を頂いています。
 また、この機会は、大学が皆さんに直にお会いできる貴重な場であり、学生の生活の場を知る機会でもあります。お互いを知ることは、学生によりよい学問の場を提供するにあたっては、大変効果的であり、大切だと思います。
 本日はこのあと、学長先生による大学の近況報告をはじめ、就職に関する講演、内定取得学生の就職活動体験談、各学部・学科に分かれての学部学科別懇談会、大学教職員との個別相談などを予定しています。限られた時間ではありますが、お時間の許す限り、先生方も参加される懇親会までぜひお付き合いください。
 獨協大学の様子を間近に感じていただくと共に「獨協ファミリー」といわれる、アットホームな雰囲気も感じていただければ幸いです。
 最後になりますが、改めて御礼申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。本日は一日よろしくお願いします。

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