父母の会会報60号を発行しました。
(主なトピック
・2024年度 父母懇談会レポート
会報記事の一部は下記のURLからWEB上でもご覧いただけます。
http://dokkyofubonokai.jp/archives/tag/会報60号
会報は2024年12月18日に会員のご自宅宛に発送しました。未着の会員の方がおられましたら、お手数ですが父母の会事務局までご連絡ください。
獨協大学父母の会事務局
父母の会会報60号を発行しました。
(主なトピック
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獨協大学父母の会事務局
2024年10月19日(土)、対面とオンラインのハイブリッドで2024年度父母懇談会が開催されました。
前沢学長をはじめ、就職に関する講演や就職内定者の経験談、父母の会支援活動報告の様子をレポートします。
獨協大学父母の会は「大学の教育方針に則り、大学と父母が連携を図り、学生の学習活動を支援すると共に、大学の教育研究活動の充実及び発展に寄与する事」を目的とし、進路就職活動や奨学金事業の支援、大学の教育研究活動への助成、機関誌の発行に加え、「学生チャレンジ支援プログラム」や「芸術芸能の鑑賞企画」、「文化施設利用制度の加入」など、さまざまな事業を行っております。
今年は父母交流会・新潟会場の開催、新入生全員へのオリジナルウォーターボトル2,000本の配布などを行ったほか、料理教室やテーブルマナー講座など、父母ならではの視点によるイベントも実施いたしました。また、今年しかできない大学創立60周年の取り組みとして、ピアノの寄贈とそのお披露目イベントを行います。ぜひご来学いただき、60回目となる大学創立記念日をともにお祝いいたしましょう。
そして、父母の会の事業の中でも特に重要視しているイベントが、本日の父母懇談会です。ご父母の皆様に大学の近況や学生の日頃の様子、就職状況等をよく知っていただけるほか、他の父母や先生方と直接交流できる貴重な場となります。獨協大学の様子を間近に感じていただくとともに、獨協ファミリーと言われるアットホームな雰囲気を感じていただければ幸いです。
本学は10月22日で創立60周年を迎えます。このような区切りは、今まで獨協大学がどのように発展したのか、これからどのように発展していくのかを考えるのに、相応しい節目であると考えております。「伝統と改革」と掲げましたが、国内外の情勢を見ても、さまざまな変化が起きております。その中で、大学も変化が必要です。しかし、同時に、積み重ねてきた伝統をどのように活かすかも考えなければなりません。
まず「伝統と改革」の「伝統」です。獨協大学は、語学の獨協と親しまれておりますが、語学を学ぶことはただ言葉を学ぶことではありません。その国やその地域の歴史、生活、文化、働き方、環境問題、さらに、現在の科学技術と言語の関係などを学ぶことになります。言葉を通して、世界を広げ、世界とつながっていく。そのような力を身に付けるのが、この60年間の語学の獨協の伝統なのです。
そして、「伝統と改革」の「改革」にあたるのは、情報科学教育あるいはSDGs教育です。本年度より本学は情報科学教育プログラムを導入しました。語学教育と結びつくゲームをプログラミングして草加の子どもたちに体験してもらうという実践的学習をしています。また、SDGs教育では、草加市の地場産業や地元の福祉施設と協力して社会的課題に取り組むことで、そこにある課題や自分たちが発揮できることを学んでいます。
今年で60周年を迎える獨協大学ですが、次の事業に向けて、より一層力強く踏み出していきたいと思っております。語学の獨協の伝統をさらに進化させるとともに、持続可能な社会を支える人材育成のために、私たちも最大限の努力をしていきます。
2023 年度の卒業生の就職率は95.1% と高く、就職先は学部により傾向は異なりますが、幅広い業種へ就職しています。また、就職先への満足度は92% と高くなっています。
キャリアセンターでは、進路相談や各種ガイダンス、講座やセミナーの開催、インターンシップなど幅広いサポートを行っています。
学部や学年を問わず相談やすべての講座を学内で受けることができるオールインキャンパスであること、これが獨協大学の大きな強みです。
近年は比較的売り手市場ですが、就職活動は早期化・長期化しています。また、採用活動の多様化・ハイブリッド化も起きており、オンライン面接など就職活動の手法が多様化しています。キャリアセンターもこれらの変化に対応し、Web 面接ブースの設置などで学生の支援を強化しています。学びの面では我々教員が、就職活動支援ではキャリアセンターのスタッフが、学生の皆さんを全力で支援します。ぜひ学生の皆さんにはキャリアセンターを有効活用していただきたいと思います。
コロナ禍を経て現在の就活状況は大学生に有利な売り手市場となりました。その中で、内定の時期は早期化しています。インターンシップに参加しないと内定が取れないということが起きています。大学入学後、1年生から2年生の早い時期にインターンシップに参加する学生が増加しています。そして就活は長期化しています。大学生の精神的負担は増大するばかりです。また、いわゆる配属ガチャ【内定・入社後の配属内容(部署や勤務地など)が、必ずしも本人の希望通りにはならない状況】に対する企業の対策も行われています。その中で、中途採用の割合を増やし、新卒採用の枠を減らす動きがメガバンクをはじめとした大企業で見られています。就職状況がいつ、コロナ禍のような新規採用大幅減になるのか、予断を許さない状況です。
入社後3年以内の離職率は3割を超えるという傾向が年々、強くなっています。育て始めた人材の流出は会社としても損失が大きいため、必死にこれを止めようとしています。つまり、企業は「辞めない人材」を求めている訳です。また、経済産業省が6年前に発表した『人生100年時代の社会人基礎力』には新たに「何を学ぶか」 「どのように学ぶか」「どう活躍するか」の3項目が追加されました。これらが非常に今、重要視されており、企業も社員に対し、さまざまな研修を行っています。
こうした状況下で企業は、採用活動に必死です。しかし、売り手市場においても人気企業には、募集が殺到するため、「お祈りメール」(「不採用通知」、文末が「みなさまのご健闘をお祈り致します」などで終わっているため、こう呼ばれます。)が存在します。その中で、皆様の支えが非常に重要となります。
通るエントリーシートを作るために、ぜひ、日本経済新聞を活用してください。トップビジネスパーソンといわれる皆さんの多くが日本経済新聞を読んでいます。日経はビジネスパーソンの共通言語です。日経で最新のニュースや業界・企業の動向を日々チェックしてください。また、行きたい企業のSWOT分析を行うことも非常におすすめです。
これはマーケティング用語で、情報を「強み、弱み、機会、脅威」の4つに分けて分析する手法です。このように、情報を収集・分析することがとても大事なのです。
現在、ほとんどの企業が面接でグループディスカッションを実施しています。グループディスカッションには先ほどのSWOT分析が役立ちます。また、同じ業界を目指す仲の良い人と一緒にグループディスカッションをすると非常に伸びると思います。新聞を読む意味は、世の中の動きを知り、自分の考えを作ることです。新聞には「信頼性が高い」、「一覧性が高い」、「分析力が高い」という特徴があります。中でも日本経済新聞は経済関連の記者が多いので、圧倒的に取材力が違います。日経をスクラップし、誰かと話し合うことで、グループディスカッションが得意になると思います。また、新聞にはインターネットにはないセレンディピティがありますので、ぜひ日本経済新聞を読むことをお勧めします。/p>
私の学生生活の6割は学業、2割はアルバイト、残りの2割は課外学習という名目の遊びでした。面接の話題作りにもなりますので、学生生活をぜひ楽しんでください。
さて、私が就職活動中に大切にしていたことは、「やりたいことを最初から1つに絞らない」、「身だしなみや清潔感を常に意識」です。それらを意識した結果、航空会社の客室乗務員のほか、他業界から内々定をいただきました。また、家族とは「就職活動中も、いつもと同じ」という意識でコミュニケーションしていました。
自分に合うかどうか絞り込んで就職先を判断した結果、就職活動の軸であった「人の心を動かす仕事」と幼い頃から文房具が好きだったことから、文房具メーカーを第一志望に取り組み、希望していた企業から内定をいただきました。私は両親がそばにいないため、キャリアセンタースタッフの方々にはメンタル面で支えていただきましたが、それでもLINEなどによる両親とのコミュニケーションは就職活動中の大きな支えでした。両親は就活生にとって近しい立場であり、本当に正直に思いを伝えてくれる大事な人です。
施設見学 学生センターや創立50周年記念館[西棟]などを学生スタッフが案内する、キャンパスツアーが開催されました。
個別相談 東棟1階にて、教務課 、キャリアセンター、国際交流センターによる個別相談が行われ、日ごろ気がかりな学業、就職、留学などについて、担当職員に相談に乗っていただきました。
先生方から学生の日頃の様子をうかがったり、直接お話しできる貴重な機会である「学部学科別懇談会」が学生が所属する学部学科に分かれ、対面とオンラインのハイブリッドで開催されました。
懇談会では担当の先生から、その学部学科での学修面・学生生活の様子や留学・就職などについて、事前に寄せられた質問も踏まえながら説明がありました。
会場を35周年記念館2階学生食堂に移し、懇親会が行われました。
懇親会は堀尾執行幹事の開会の辞、大谷法学部長(執行幹事)の乾杯の挨拶で始まり、和やかな雰囲気の中、ご父母同士や大学教職員の皆様と交流を深めました。
2024年度父母懇談会
参加者アンケート
2024 年度父母懇談会の参加者アンケート結果を報告いたします。(回答数:184件)父母の会では、いただいたご意見を参考にしながら、次年度の企画を検討いたします。
思ってたより内容が濃くて良かったです。会場まで来て正解でした。子供本人は日々通学するだけで、長期で何を気にすれば良いかわからないようですが。色々な方の話を聞いて、親から話題を提供することができるので参加して良かったです。(フランス語学科 1年)
就職状況や活動についての情報を知りたいと思い参加しました。4年生2名の体験談はとてもリアルで素晴らしかったです。大変参考になりました。(国際関係法学科2年)
キャンパスツアーでスタッフの方が丁寧に案内してくださり、大変ありがたかったです。できることならもう少し時間をかけてあちこち見学したかったです。(国際環境経済4年)
娘が留学に興味があったので、先生方や他の保護者の方から様々な話を聞けて良い時間となりました。就職についてはまだ先のことと思っていましたが、現状を知り考える良い機会になりました。(言語文化学科1年)
就職活動報告をされたお二人の話し方、身だしなみ、考え方すべてが素晴らしかった。学生時代から就職活動に限らず何事にも真摯に取り組んできたことが思い起こされ、何にでも通用すると思った。キャンパスツアーをしてくれた1年生の法律学科の女性のアテンドも素晴らしかった。(総合政策学科1年)
学長からの大学の歴史、伝統のお話が興味深く非常に分かりやすかった。新しい学長も素敵な方で安心した。学部学科別の会はいつもあたたかい雰囲気で先生方のお人柄も知れ、この様な場を設けてくださって有難いです。(言語文化学科3年)
我々のバブル世代と今どきの就活を取り巻く環境にはギャップがあり、現在の就活に対する意識、援助法など大変参考になりました。(経済学科3年)
経済新聞の読み方、活用の方法が大変勉強になりました。全体的に内容の濃い会でした。(フランス語学科2年)
個別相談をさせていただきましたが、職員の方がとても丁寧に、また親身になって相談にのってくださいました。大変参考になりました。(フランス語学科1年)
父母の会会報59号を発行しました。
(主なトピック)
父母交流会(新潟会場)レポート
学生の学びの機会を提供する正課外企画報告
・獨協ファミリーのチャチャッとクッキング
・学生向けテーブルマナー講座
会報記事の一部は下記のURLからWEB上でもご覧いただけます。
http://dokkyofubonokai.jp/archives/tag/会報59号
会報は2024年10月7日に会員のご自宅宛に発送しました。未着の会員の方がおられましたら、お手数ですが父母の会事務局までご連絡ください。
獨協大学父母の会事務局
全体会のあとは懇親会を開催。
和やかな雰囲気の中、ご父母同士や、大学教職員の皆様と交流を深めました。
[プログラム]
■全員参加
<全体会>12:30~14:30
・主催者挨拶
曽根貞治 獨協大学父母の会代表幹事
・出席者紹介
・大学代表者挨拶及び大学近況報告
前沢浩子 学長/父母の会名誉会長
・就職に関する講演
「学生の就職状況とキャリアセンターの支援体制」
鈴木涼太郎 キャリアセンター所長/外国語学部 交流文化学科 教授
「新潟県が実施するUターン就職支援について」
難波淳史 氏/新潟県産業労働部 しごと定住促進課U・Iターン就業促進班 主任
・同窓会挨拶
大西純一 氏/一般社団法人獨協大学同窓会会長
・地元同窓生による講演「獨協大学との縁」
棚村克巳 氏/一般社団法人獨協大学同窓会 新潟県支部代表
<懇親会>14:40~16:00
就職に関する講演会では、キャリアセンター所長である外国語学部交流文化学科 鈴木涼太郎 教授、新潟県産業労働部しごと定住促進課 U・Iターン就業促進班 主任 難波 淳史氏にご講演いただきました。また、同窓会について、同窓会会長 大西 純一氏、新潟県支部代表 棚村 克巳氏にご講演いただきました。
獨協大学の学生は、学部にとらわれず幅広い業種に進んでおり、2024年3月卒業生の就職率は95.1%、満足度も92.0%と高く、自信を持って社会人生活を送っています。
キャリアセンターの主な支援内容は「進路相談」「資料提供」「ガイダンス・講座の実施」です。対面、Web、電話での進路相談のほか、就職活動体験記や就職関連書籍などの資料がご覧いただけます。さらに、「オールインキャンパス」の強みを生かした多種多様な就職ガイダンスや講座は、業界の理解を深め、視野を広げるきっかけになっています。
近年の就職活動は、「早期化」「長期化」「多様化」の傾向にあり、早い段階から情報を集めておく必要があります。対面とオンラインの併用など採用方法も変化しており、複雑化する環境に対応する力が求められます。
キャリアセンターでは3つの支援のほかにも、Web面接対応ブースの設置など、時代の変化に即した新たな取り組みを続けています。ぜひ就職活動にお役立てください。
新潟県では、学生向けのU・Iターン就職促進の取り組みを積極的に行っています。たとえばLINE公式アカウント「YOU TURN」やU・Iターン学生向け就職応援サイト「N-Career」のX(旧Twitter)アカウントといった、SNSの活用です。企業見学バスツアーや企業とのマッチングイベントなどの案内をはじめ、就職に役立つ最新情報が満載ですので、ぜひチェックしてみてください。
また、U・Iターンの就職活動にかかる交通費及び宿泊費の補助も行っています。東京・銀座の新潟情報館 THE NIIGATA内「にいがた暮らし・しごと支援センター」では、こうした制度の案内や企業の紹介など、U・Iターン就職にまつわる相談を無料で承っております。どうぞ気軽に足を運んでいただければと思います。
獨協大学同窓会は、1968年3月の第1期生卒業時に発足し、56周年を迎えました。今年3月までの卒業生約10万人のうち、会員は7万人弱にものぼります。同窓会設立50周年には芝生広場に時計を寄付するなど、大学や学生のためにさまざまな取り組みを行ってきました。全国の支部で総会や懇親会を開催していますが、今年6月に獨協大学コミュニティスクエアで開かれた「同窓会員の集い」では、約80名の同窓生に参加いただきました。
近年、同窓会の加入率がやや低下しています。他業界の先輩と繋がりを持ち、お金に代えられない「プラスアルファ」の関係が築けるのも魅力のひとつです。学生の皆様の入会を心よりお待ちしております。
大学に通っていると、建学の碑に記された「大学は学問を通じての人間形成の場である」という建学の理念と、天野貞祐先生の名前を毎日目にしていると思います。これが自然と「人間形成」について考える機会となっていることでしょう。
獨協大学を卒業した私も、4年間のすべてが血となり肉となり、現在は地元・新潟で働いています。それは自分の力を発揮する場所として、人口の多い東京よりも新潟のほうが影響力があるのではと感じたからです。ふるさと新潟の振興のために、ぜひ新潟出身の皆さんの力をお借りしたいと思っています。就職活動の相談にも乗りますので、同窓生やOB・OG をどんどん頼ってください。
・父母の皆様と楽しく懇親することができ、充実した時間を過ごせました事を感謝申し上げます。(経営学科 2年)
・大学の地道で誠実な教育への取り組みがあったからこそ、同窓生の方々が獨協での4年間が大きかったとおっしゃるのだと思いました。同窓生の方が「何かあったら相談してください」と言ってくださったことも、ありがたいことだと思いました。(法律学科 3年)
・前沢学長が新潟県出身とお聞きして、親近感がわきました。獨協大学のことがとてもよくわかり、わくわくする様なお話で、娘が大学に入学出来て本当によかったと思います。(フランス語学科 2年)
・子供からは大学状況の話は聞けないので、学長の話を聞けて、色々なことをやっている事がわかってよかったです。(英語学科 2年)
・キャリアセンターの講演により、色々な講座があることを知った。就職活動についても心強いと思った。恵まれた環境の中にいるので、子供にぜひ、参加してほしいと思った。(経営学科 2年)
・参加しないと得ることが出来ない情報が多くあり、参加してよかったです。準備いただいた父母の会の方と学内の先生方、スタッフの皆様、ありがとうございました。(法律学科 3年)