2016年3月5日(土)天野貞祐記念館3階大講堂(講演会)にて2015年度 父母交流会(学内会場)が開催されました。
公演会には獨協大学OBの活弁士、麻生八咫さんと麻生子八咫さんを迎え、『父娘弁士による無声映画と活弁ライブパフォーマンス「だから獨協っておもしろい!」』として実際の活弁パフォーマンスと獨協大学の思い出を語られました。
公演会のあとは、35周年記念館2階学生食堂で懇親会が催され、参加した230名のご父母同士が交流を深めました。
母娘弁士による無声映画と活弁パフォーマンス
「だから獨協っておもしろい!」
獨協大学ってすごいと思ったエピソード
私たち、獨協大学大好き人間でございます。
私(麻生子八咫さん)は獨協大学を2009年の秋に卒業したんですが、やはり原点は「獨協大学である」と強く思っています。
私が強烈な印象をもって「獨協っておもしろい!」「獨協大学ってすごい!」と思ったエピソードをひとつだけご紹介します。
在学中のあるとき“プラネタリウムについてもっと知りたい!”と思ったんですね。教務課に行き「プラネタリウムについて詳しい先生はいらっしゃらないでしょうか?」と職員の方に聞いたんですね。そうしたら天文なら福井先生と東先生の2人がいらっしゃると教えていただきました。
プラネタリウムについて興味があるんです
ただ、東先生は当時副学長をされていたので忙しいのではないかとアドバイスいただいたので、では福井先生に会ってみようと、研究室の扉をノックし、足を踏み入れました。
「私、獨協大学の学生なんですが、プラネタリウムに興味があるんです」と話したんです。
そうしたら先生は「実は僕はプラネタリウムについてはあまり詳しくはないんだ。日本で一番プラネタリウムに詳しい人は国立天文台の伊東昌市先生だと思う。だけど、あまり面識がないので直接紹介はできない。伊東先生と仲がいい国立科学博物館の西条先生を紹介してあげるから、そちらから紹介してもらうといいよ」とおっしゃって電話をかけていただけました。
日本一詳しい先生まで手が届いた
そして国立科学博物館に足を運び、西条先生に伊東先生を紹介していただきまして、後日国立天文台にうかがうことができました。
なんと、日本で一番プラネタリウムに詳しいという先生まで手が届いてしまいました。
私の知的欲求はわーっと満たされた訳ですね。
獨協大学生は大冒険の真っ只中
あのときドアをノックし、そして一歩足を踏み入れたことにより、知りたいという世界が宇宙の如く広がった。
そういう気持を懐深く受けとめてくれた、あの経験を通じて、学問というのも知の冒険なのだと実感しました。
今在学中の獨協大学生は大冒険の真っ只中なのだと思います。
そして獨協大学をバネに更に社会に飛び出てからの大冒険、ご活躍を祈っております。
「懇談会で仲良くなった方と一緒に参加しました」 以前の懇談会で仲良くなった方と一緒に来ました。 活弁は初めてでしたが、音楽も生で迫力があり、とても楽しく拝見しました。獨協大学の卒業生の親子の方でご活躍されていてこうしてつながりがあることに嬉しく思います。 |
「娘と価値観を共有できました」 娘が楽しかったと話していたので参加することにしました。 その通り!久しぶりに娘と価値観を共有できました。ありがとうございました。卒業生がいろいろな場で活躍しているんですね、そう実感しました |
交流会のあとは、懇親会を開催。 公演していただいた麻生八咫さん、子八咫さんを交え、父母同士交流を深めました。 |
[プログラム]
開催日:2016年3月5日(土)
時 間:13:00~16:30
会 場:天野貞祐記念館3階大講堂(公演会)
35周年記念館2階学生食堂(懇親会)
参加数:230名
<公演会> 13:00~14:45 (12:30~受付)
父娘弁士による無声映画と活弁ライブパフォーマンス
「だから獨協っておもしろい!」
出演:
弁士 麻生 八咫 氏 (1979年本学法学部法律学科卒業)
弁士 麻生 子八咫 氏 (2009年本学外国語学部言語文化学科卒業)
楽士 後藤 幸浩 氏 (薩摩琵琶、ギター)
楽士 竹澤 悦子 氏 (地歌箏曲家)
楽士 水島 結子 氏 (鶴田流五弦薩摩琵琶)
演目:
「チャップリンの冒険」(チャールズ・チャップリン監督/主演)
「瞼の母」(片岡 千恵蔵 主演)
父娘弁士によるトーク
(司会:増渕 修司 幹事)
<懇親会> 15:00~16:30
挨拶:小澤 喜蔵 幹事
乾杯:麻生 八咫 氏
閉会挨拶:有吉 順子 副代表幹事
(司会:堀口 登志子幹事、増渕 修司 幹事)