東京産カカオでチョコレート 大学地元の企業が商品化
事業運営作業部会では、昨年より『食』をテーマに活動を続けております。
今回ご紹介する企業は、大学の地元企業で、ユニークな取り組みがメディアでも話題となった平塚製菓株式会社です。こちらの企業には卒業生も在籍しており、大ヒット商品開発をてがけるなどご活躍中です。また、3年生への授業にもご協力をいただいております。チョコレートをOEM中心に製造する同社が、2003年から東京産にこだわり『メード・イン・トーキョー』のチョコを計画。世界のカカオ栽培地域『カカオベルト』に緯度が近い東京都小笠原村に着目し、2006年から栽培に挑み始め試行錯誤の結果、商品化に成功しました。
訪れた工房内の製造担当者は1名。室内の温度管理、品質管理の徹底ぶりと職人技が詰まった熱気ある小さな工房でした。自社で育てたカカオで実を結んだ『草加市発信の夢STORY』です。(事業運営作業部会)