企画趣旨
テーブルマナー(食卓作法)は、「同じ時間と空間」を共有する同席の方々や周囲の方々に対する気遣いです。また、様々な国の文化を経て形成されているため、国際感覚を養うという点においても、学生の学びの機会となります。上記の趣旨に基づき、8月23日(金)にフランス料理のテーブルマナー講座を開催し、38名の学生が参加しました。
テーブルマナー 「これだけは覚えておこう」
- パンはそのまま食べず、食べやすい大きさに手で切り口へ運ぶ
- 食事の途中であればカトラリーは揃えずハの字にする
- 料理を口に入れたまま話さない
- 咀嚼音を立てて食べない
- 同じテーブルのお客様と食べる速度を合わせて食事を進める
- グラスやパンのお皿の位置は戻す
- ナフキンは離席中は椅子の背にかけるか卓上に置く着席中は膝の上に置く
- 乾杯の際、グラスは当てず前の方と目線を合わせグラスを目線を目安に上げる
(出典)ヴィラ・デ・マリアージュ越谷レイクタウン TABLE MANNER STARTUP LESSON
当日の様子
参加した学生の声
学生の財力では通常体験出来ないものを手軽に体験させていただきありがとうございました。学んだ内容を親に説明したところ、親ですら知らないこともあったようなのでより貴重な体験であったと感じました。また、マナーと同時に高級料理の魅力についても知ることができたので一石二鳥でした。(法律学科 1年)
初めてフランス料理のコースをいただきましたが、自分にとってとても貴重な経験となりました。また、今回学んだテーブルマナーについても初めて知ることが多くとても勉強になりました。今後歳を重ねるにつれて、パーティーや結婚式などに招待されることも多くなると思いますが、そうした機会に今回学んだ知識が活かせたらいいなと思います。(言語文化学科 2年)
先日は当館をご利用いただき、またテーブルマナー講座の機会を頂戴し、誠にありがとうございます。
弊社はブライダルを展開する会社ですので、かならず社員にもテーブルマナーを教えておるのですが、今回まず驚いたのは、皆様がしっかりとした正装でお越しいただけたことでした。こういった講座も1年に数回ご依頼いただくものの、まだまだレストランでかしこまって食事もしたことがないような年代の方々がここまでキチンとした服装や身だしなみでお越しいただけたことにとても感銘を受けました。また、食事中も騒ぐことも一切なく、本当にレストランで食事をたしなむような雰囲気を感じました。
昨今ではマナーやエチケットは軽視されている場面もあるかと思います。しかしながらこの度は、皆様からのご質問がとても多く、しかも明確な質問でしたので、忘れずに実践できれば一生役に立つマナーになるのではないでしょうか。
マナーやエチケットは、相手を思いやるホスピタリティ・リスペクトによって、自然に溢れ出てくるものです。これからも失敗を恐れずに、トライ&エラーで身につけていっていただければと思います。私自身、非常に楽しい会でした。ありがとうございました。(株式会社プリオウエディングス取締役総料理長 井村貢)
正しいテーブルマナーを学ぶことは、自信を持って食事を楽しめるだけではなく、ビジネスや社交の場での信頼感にも繋がります。あらゆるシーンで役立つスキルであり、大切な学びだと考え、企画させていただきました。当日は和やかな雰囲気で学生とテーブルを囲み、楽しく美味しく、とても深い学びとなりました。ご参加ありがとうございました。(父母の会執行幹事 黒住奈穂)