10月15日(土)獨協大学にて2016年度父母懇談会(学内会場)が開催。293世帯381名のご父母が出席しました。
犬井学長をはじめ、株式会社帝国データバンクによる講演や、就職内定者の経験談、父母の会支援活動報告、学部学科別懇談会や懇親会の様子をレポートします。
魅力ある地域社会の発展に貢献
本日はお忙しい中、「2016年度父母懇談会」にご出席いただき、ありがとうございます。この父母懇談会は、ご父母や保証人の皆様にキャンパスを実際に見ていただくと共に、各学部・学科の教員や各専門担当の職員から直接、大学の様子をお伝えし、また皆様から忌憚のないご意見やご要望をお伺いすることを目的としております。この懇談会が大学とご父母・保証人の皆様との、より密接なコミュニケーションが図られる場となることを願っております。
獨協大学父母の会では、「教育・研究活動」と「学生生活」に対する様々な支援事業が行われ、本学に対し多大なるご貢献をいただいてまいりました。特に、50周年記念事業の一環として行われた「創立50周年記念館(西棟)建設および教育設備の充実募金」に対しては、「獨協大学父母の会」より多額のご寄附を賜りました。改めて厚く御礼申し上げます。お陰様で「創立50周年記念館(西棟)」の工事は順調に進んでおり、2017年1月に完成する予定です。この建物は、建学の理念すなわち「大学は学問を通じての人間形成の場である」を受け継ぎ、「ラーニング・コモンズ」を具現化する教育施設として、本学の教育活動を更に進化させるものとなります。こうした外から見える施策、事業以外にも、教学、入試、就職、学生生活、教育・研究条件、労働環境、経営問題など多方面に渡る制度改革が内部で進行しております。
また、最近、本学の歴史に新たな1ページを刻む出来事がありました。さる6月22日に東武鉄道株式会社より、本学の最寄り駅である東武スカイツリーライン「松原団地駅」の名称が、来春から「獨協大学前<草加松原>」に改称されることが、発表されました。
これは、草加市および地域の皆さまからの働きかけにより「獨協大学」の名称が採用されたもので、大学として大変名誉なことです。この度の駅名変更を機に本学は、今後、さらに地域に根ざした文化、教育の一翼を担う、重要な役割を果たすべく、魅力ある地域社会の発展に貢献する所存です。
これからも本学は、天野貞祐先生が示され、今でも輝き続けている「大学は学問を通じての人間形成の場である」という建学の理念を常に念頭に置き、教育力強化と魅力的な教育環境の整備に当たっていく所存です。何卒、ご理解、ご支援のほど、お願い申し上げます。
8年の歴史を重ねた父母の会
本日はお忙しい中、2016年度父母懇談会にご出席いただきまして誠にありがとうございます。日頃より父母の会にご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。また、本日は関東地区をはじめ、遠方からもご父母並びに保証人の皆様にお集まりいただきまして、あらためて御礼申し上げます。
獨協大学父母の会は、大学の教育方針に則り、父母が連携を図りながら学生の学修活動を支援するとともに、大学の教育研究活動の充実及び発展に寄与する事を目的として2008年10月に発足しました。諸先輩方々の熱き思いと長い時を経て築かれてきた父母の会も発足以来8年の歴史を重ね、2018年10月には満10年の節目を迎える事になります。
本日ご参加いただきました父母懇談会は、ご父母の皆様に大学の活動の様子や就職の状況等を広く知っていただく機会として重要な活動と位置づけ取り組んでおります。参加いただいたご父母の皆様からも「貴重な情報を知りえる良い機会だった」との感想を多くいただいております。
どうぞ皆さま、本日は最後の懇親会までぜひお付き合いいただき、次の50年に向けて不断の改革に取り組まれている獨協大学の様子を間近に感じていただければ幸いです。