2016年度 父母懇談会 学内会場(2) - 就職に関する講演会 –

平井経済学部教授
▲キャリアセンター所長
平井岳哉 経済学部教授
 就職に関する講演会では、キャリアセンター所長である平井 岳哉 経済学部教授の挨拶のあと、株式会社帝国データバンク大宮支店 支店長の上西伴浩氏による講演「業界・企業研究のポイント~本当にいい会社の見つけ方・見分け方~」、続いて内定取得学生2名による就職活動経験談の報告が行われました。

[講演]
業界・企業研究のポイント
~本当にいい会社の見つけ方・見分け方~
株式会社 帝国データバンク大宮支店 支店長 上西伴浩 氏
2017懇談会上西氏

 学生さんの就職ランキングを見ると誰もが知っているような企業が並んでいます。これらの企業は当然皆さんも知っている”いい企業”なんですね。
 ではそもそも”いい企業”とは何でしょう。
 言い出したらきりがないくらい”いい企業”の定義があるんです。人によって捉え方が違うんですね。もしお子様に「この企業はどうだろう?」って聞かれたときに、過去の固定観念は今と違うということは絶対に覚えておいてください。
 過去”いい企業”であっても今は違うなんていうことは多分にあるんです。今と昔では人気のある企業も違います。
 企業の名前が変わっていたり、もう無くなった企業も多いです。お子様によって”いい企業”の条件は違うということを覚えておいてください。
 ”いい企業”の見つけ方は「様々な企業を見る」ことが大切です。規模や名前だけでなくお子様を信じてあげて、そしてキャンパスライフを過ごすなかで、ちょっとだけでいいのでいろんな経験をさせてあげてください。
 コミュニケーション力が豊かな人の方がそうではない人より就職しやすい実績があります。クラブでもサークルでもバイトでもどんなことでも構いません。組織の中で交わる力を身に付けさせてあげてください。

2017懇談会様子2

内定取得学生による就職活動経験談
2017懇談会就職体験談1

大人と話す経験が大切
 就職活動を通じて重要だと思ったのが学力、経験、論理性、印象のバランスです。成功体験や失敗体験など経験を多く積んだ方が面接の際の話に深みが出ます。しかし学力、経験、論理性が高くても、印象が悪ければすべて0点です。
 そして大人と話をすることです。就職活動で係わるのはほぼ全てが大人です。ですから大人と話す経験を積んでおくことが大切です。
2017懇談会就職体験談2

他の方に負けない宝物を
  就職活動ではとにかく自分らしく。私は経済学部で、あまり英語が得意ではありませんでしたが、自分だけの宝物として元気やどんなことにもめげない粘り強さを強みとして就職活動を行いました。
 親のサポートをもらって後悔のない学生生活を過ごせれば就職活動も後悔のない選択ができるのではないかと思います。
報告

父母の会支援による学生活動報告
「ひまわり組」
ひまわり組 春日部市主催「大学生政策提案コンテスト2015」において最優秀賞を受賞しました。これは春日部市が大学生に対し地域活性化の提案を募集したものです。この受賞を評価され、その後JCI(日本青年会議所)主催関東地区フォーラムへ参加し石破茂地方創生担当大臣(当時)とのトークセッションを行う機会をいただきました。
 父母の会のみなさまが支援してくださっていることで、私たち学生は積極的に外の活動に参加することができています。
 今回の顕彰に対し御礼申し上げるとともに、今後の学生への活動の応援を引き続きよろしくお願いいたします。

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