2017年度 父母懇談会 新潟会場(2)

 就職に関する講演会では、キャリアセンター所長である平井 岳哉 経済学部教授にご講演いただき、続いて一般社団法人 獨協大学同窓会 副会長 星逸朗氏にご挨拶いただきました、その後、地元新潟在住の卒業生代表として同会の新潟支部代表である棚村克巳氏に「獨協との縁」をお話しいただきました。


[就職に関する講演会]

キャリアセンターで全て受け止めます
「キャリアセンターの就職支援と就職状況」
キャリアセンター所長/経済学部経営学科教授 平井 岳哉
2017新潟_平井先生

 現在の就職活動は3年生の冬からスタートして4年生の夏までの約半年間です。どれだけ充実した大学生活の3年間を送ったかということです。
 就職活動は3年生の冬からでも間に合います。しかしできるだけ早く方向性を定めた人の方が少しだけ有利になります。例えばキャビンアテンダントになりたい女子学生の一部は入学直後から航空関係の講座、もしくはそれに関係する授業を選択して取ります。ですので「公務員になりたい」や「外国の企業で働きたい」などの方向性を定めておけば、授業の選択に迷わなくなります。その際、やや矛盾するかもしれませんが、幅広くということも忘れないで欲しいとも思います。
 キャリアセンターには就職にともなう相談窓口となるアドバイザーが職員含めて常時10人くらいおり、色々な相談に乗っています。エントリーシートの添削や就職に関する不安など、キャリアセンターで私を含めた教職員が全て受け止めるつもりで頑張っておりますので、何かお子様に悩み事がありましたら気兼ねなくキャリアセンターを利用して欲しいと思っております。


ぜひ同窓会に積極的に相談を
一般社団法人 獨協大学同窓会 副会長 星逸朗氏
新潟交流会_星同窓会副会長

  獨協大学も50周年を迎え、第一期生も70歳を越えています。各地で既に第一線を退いており、時間的にも精神的にも余裕が出てきています。ということは自分の後輩の就職活動に対して積極的に応えてくれるということです。
 都市部で就職する方は大丈夫でしょうが、Uターンする方は(就職が)難しいこともあるかもしれません。
 そのときにはどうぞ同窓会やキャリアセンターに積極的に相談して下さい。そうしたら直ちに行動を起こします。
 私が知っているところでは、今秋田県に戻りたいという学生さんのために同県の同窓生が動いています。
 新潟県にも当然そういった方々がいらっしゃいますので、ぜひ相談していただきたいと思います。


[地元在住卒業生による講演]
「獨協との縁」
一般社団法人 獨協大学同窓会 新潟県支部代表 棚村克巳氏
(1988年 法学部法律学科卒業、新潟交通グループ広告代理店勤務)
tanamurashi_2017nigata

  獨協大学は正門を潜るとそこに石碑があるんですね。それにはこう書かれているんです。「大学は学問を通じての人間形成の場である」と。
 これは初代学長である天野貞祐先生のお言葉なのですが、学生であった我々にとってみればこの校訓が毎日呪文のように刷り込まれていたようなものでした。
 そんな校訓が染みついている我々獨協学徒は日々人間形成とは何ぞやということを思い悩みながら学生生活を過ごしていました。ですから、自ずと他校の学生より人間形成という部分に長けるのでしょう。仕事柄企業の採用担当者に会うことがあるのですが、行く先々で獨協大学卒業生に高い評価をいただくことが多く、非常に嬉しい思いで誇りを感じております。
 中小企業が元気になることが日本経済が伸びる根幹だと、今私は地方に居て強く感じています。新潟にもその素地が沢山あると思います。
 大手か否かではなく、自分に合うか合わないか、自分が何を貢献できるかという見地で企業を選び、それぞれの故郷で活躍していただければと思います。

 Voice 参加者の声

キャリアセンター所長のお話がとてもわかりやすくて、現在息子が何をすべきかがよくわかりました。体制が整っていて、とてもありがたいです。懇談会でも学部長先生と平井先生が懇切丁寧に答えてくださり、参加して質問できてよかったです。  (経済学部経営学科2年 母)

今後の(卒業のための)単位の取って行き方を詳しく教えて頂きました。ありがとうございます。子供の現在の就活状況の流れを教えてもらえたので、本人が頑張ってくれるよう願っています。  (国際教養学部言語文化学科4年 母)

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