2017年度 父母交流会(福岡会場)(2)

 就職に関する講演会では、キャリアセンター所長である平井 岳哉 経済学部教授にご講演いただき、続いて一般社団法人 獨協大学同窓会 会長 須藤明弘氏にご挨拶いただきました、その後、九州在住の卒業生代表として同会の九州支部代表である斎藤恒雄氏に「獨協との縁」をお話しいただきました。


[就職に関する講演会]

海外と関わることも当たり前の時代に
「キャリアセンターの就職支援と就職状況」
キャリアセンター所長/経済学部経営学科教授 平井 岳哉
2017福岡_平井先生

 昨今学生と話していると、会社選びの基準がかなり変わってきているのが分かります。
 以前は外向けの条件、友人が羨むだとか両親が喜ぶだとかという判断基準で選んでいたところがあったと思うんですが、昨今の動向を見ていると“働きやすさ”、自分にとってその企業が良いかどうか、具体的には長く働いていけるかというところを気にしているようです。
 有給休暇を消化できるかどうか、福利厚生はどんなものがあるか、退社率はどうかなど働きやすさを特に重視しています。
 また、産業も変わりました。90年代にインターネットが大変革をもたらしています。海外のネット系の企業がここ10年、20年で世界的な企業に成長しています。
 そしてグローバル化も進みました。日本の企業が海外、中国やインド、東南アジアで販売以外の生産などで関わることも今や当たり前の時代になっています。 よく企業の寿命は30年と言われますが、今は定年が65歳ですので、人は40年以上企業に関わることになります。企業の寿命より長くなるんですね。
 そうなると自分の人生と産業の波長、ピークをどこに合わせるのかが問題になります。企業の人気ランキングは今がピークの産業なんです。今入ったとしても20年後に衰退しているリスクもあります。
 ですので、自分の人生と産業のサイクルをどこに合わせるのかということも考えなければいけません。


互いに研鑽し、社会に貢献する
一般社団法人 獨協大学同窓会 会長 須藤 明弘氏
福岡交流会_須藤同窓会会長

  獨協大学同窓会は、1968年3月27日に創立し、おかげさまで、
50周年を迎えます。
 50周年を迎えるにあたり、改めて同窓会の理念について社員総会で確認をしました。「卒業年にかかわらず、獨協大学の卒業生として気品ある交流をする」、「互いに研鑚し、社会に貢献する」、「母校のブランド力向上を目指す」という理念のもと、100年に向かって歩んでまいります。


[地元在住卒業生による講演]
「獨協との縁」
一般社団法人 獨協大学同窓会 九州支部代表 斎藤 恒雄氏
(1972年外国語学部英語学科卒業、元㈱福岡放送(FBS)アナウンサー)
同窓会九州支部代表 斎藤氏

  多感な学生時代、色々な思い出があります。最近のことは忘れても昔のことはよく覚えております。
 建学の精神、「大学は学問を通じての人間形成の場である」これが刻まれた石碑が正門入ると左に置いてありました。この言葉が卒業後、そして年を経て身に染みてくるようになりました。アナウンサーというものは毎日勉強の連続です。ときにはいきなり取材に行ってこいなどと言われることがあります。
 下調べをして内容を把握していないと原稿が書けませんし、何を質問したらいいのかも分かりません。人生を通じて学ぶことの大切さを感じております。

 Voices 参加者の声

留学する娘のサポートについて聞きたくて来ました
娘が来年から半年ほどアメリカに留学すると言っています。娘のやりたいことがNPOやNGOなど特殊な分野なので、大学の就職や留学のサポートや先輩方はどうなのかなと聞きたくて参加しました。聞きたいことを聞いて帰ります!(法学部 国際関係法学科3年母)

空港関係の仕事がしたいと言って獨協に入りました
子供が空港関係、入国審査の仕事を希望しています。獨協大学は空港関連の就職も強いと伺って安心しました。 (国際教養学部 言語文化学科2年父)

|
2
|