2023年度 父母交流会(学内会場)「音楽の国境なき旅 ~ロマンの煌き~」(1)

 獨協大学父母の会では、会員相互の交流促進を図ることを目的に、父母交流会を開催しています。2023年度は2024年3月17日(日)に獨協大学大講堂において、「音楽の国境なき旅:獨協大学父母交流会国際コンサート~ロマンの煌き~」を開催。308名の父母の会会員、学生が来場し、盛況のうちに終了しました。

演奏者プロフィール:トリオ・アンファリア
トリオ・アンファリアは2010年の秋に生まれました。私たちはとても仲良しで、一緒に演奏することが何よりも嬉しく楽しい。Anfalia の名前は三人の名前から取りました。Shan から[An], Fanny から[fa], Yulia から[lia]。そして、3人の生まれた国の国旗から、ロゴの色をつけました。

1)三人の出身国の曲

1. ガブリエル・フォーレ 「夢のあとに」(フランス)

 本来は歌曲であるこの曲。「フランス人は愛国心が強い人が多いから、最初の曲はフランスの曲にしました」というファニーさんの明るいトークの後、夢のあとにの歌詞を読み上げ、しっとりとした空気で演奏に入ります。


2. 祭りの踊り(中国)

 中国北西部の収穫祭の曲。「この曲が作られた地域は雨量が少ない土地で、収穫が数年に一度になってしまうこともある。そんな土地での、夜も眠らないほどの収穫の喜びを表す曲です」と高さんは語ります。


3.ピョートル・チャイコフスキー 「四季」より「舟歌」(ロシア)

 ロシアの四季、12の月を表現する12編の詩のために作られた曲で、この日演奏されたのは6月の舟歌。「海に出ると、波の音が美しく優しく響き、頭上にはあたたかく美しい星も輝いている。そんな曲です」とユリヤさんは語ります。


2)フランク・ブリッジ
ピアノ三重奏のためのミニチュア集 H.87-89

 9つの小曲からなる作品で、3人で演奏したらとても楽しかった曲だそうです。練習曲みたいに思っている人も多いですが、すごくいい作品だとファニーさんは語ります。


3)ヨハネス・ブラームス
ピアノ三重奏曲第2 番ハ長調 作品87

 最後に、獨協大学ということで、ドイツの作曲家ブラームスの楽曲を演奏していただきました。ブラームスはピアノ三重奏曲を3つ作りましたが、今回演奏していただいた曲はその中でも一番明るさが感じられる曲です。



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