第2部 コンサート「みんなで歌おう!」ベートーヴェン《第九》~獨協大学から世界へ響け 歓喜のメッセージ~

第2部では、ソリストとコーラスが交互に歌唱する『歓喜の歌』の有名な一節を、110名の高崎第九合唱団の皆様とともに合唱しました。まずは指揮者の赤羽洋子さんの指導のもと、一見難しいドイツ語の歌詞を、日本語の軽快な語呂合わせで練習します。明るいレッスンの中で時々笑いが起こり、会場は終始和やかな空気に包まれました。そしていよいよ合唱のパートが始まると、初めは照れくさそうに歌っていた参加者の皆様も、次第に合唱を楽しみ、最後には会場全員でひとつになることができました。
指揮者の赤羽さんは「『第九』は平和を象徴する楽曲として、世界中で演奏されてきました。今も地球上のあちこちで悲しいニュースが流れていますが、今日は皆で歌声を響かせて、ここ獨協大学から、平和への願いを世界に向けて発信できたらと思います。」とお話されました。

赤羽 洋子(指揮)
群馬県立高崎女子高等学校、武蔵野音楽大学声楽科卒業。ソプラノ歌手としてリサイタルや各種公演に出演し、指導者としても国民文化祭に参加。1982年より高崎第九合唱団の指導者・指揮者を務め、海外10都市での公演を成功に導くなど国際交流に尽力。障がい者合唱団との共演はNHKでも紹介された。高崎芸術劇場開館記念公演や、コロナ禍で全国唯一の第九演奏会を指揮。現在、NPO法人高崎第九合唱団団長兼指揮者ほか、多くの合唱団を指導。群馬県立高崎女子高等学校同窓会長。高崎市文化賞、群馬県文化賞受賞。

赤羽 その子(ソプラノ)
群馬県立高崎女子高等学校、国立音楽大学音楽学部 声楽科卒業。二期会オペラスタジオ修了。13歳で二期会オペラデビュー、高1で全国高等学校総合文化祭出演など、日本各地の演奏会やオペラに出演。海外公演にも多数出演。文化庁派遣ポーランド公演ではショパン生家・ショパン博物館・在ポーランド大使館「日本文化週間事業」などでショパン歌曲を聖アン教会ではミサ曲を独唱。現在、Sonority音楽教室代表。高崎市民音楽連盟常任理事。合唱団コール・エポック指揮指導ピアニスト。教会オルガニスト。全日本ジュニアクラシック音楽コンクール、国際声楽コンクール東京、プリマヴェーラ声楽コンソルソの審査員も務める。

清田 和泉(アルト)
群馬県立高崎女子高等学校、群馬大学教育学部音楽専攻卒業、放送大学大学院文化科学研究科修了。高崎新人演奏会に出演。群馬県公立中学校音楽科教員、群馬県教育委員会音楽担当指導主事、群馬県立学校長等を歴任。中学校勤務時代、吹奏楽部顧問として全日本マーチングコンテスト、西関東吹奏楽コンクール等に出演。共著として、中学校学習指導要領解説音楽編(文部科学省)、中学校教育課程講座音楽(ぎょうせい)他。現在、高崎市少年少女合唱団指揮者、コール椎樹(高崎市)指揮者、高崎第九合唱団合唱指導者。

村上 敏明(テノール)
国立音楽大学 音楽学部 声楽科卒業。文化庁在外研修員他の奨学金を得て、2001年より2007年までイタリア・ボローニャに留学。2002年に、オルヴィエート・マンチネッリ劇場にて「リゴレット」マントヴァ公爵でヨーロッパデビュー。藤原歌劇団や新国立劇場にて「ラ・ボエーム」「仮面舞踏会」「椿姫」「蝶々夫人」「カルメン」等に主演し、常に最大級の賛辞を受けている。在伊中、15の国際声楽コンクールで優勝または上位入賞。2012年より、NHKニューイヤーオペラコンサートに12年連続出演。二期会会員。人気実力ともに日本を代表するテノール歌手として活躍している。

佐藤 成記(ベース)
群馬県伊勢崎市出身。東北大学工学部を卒業後、進路を変更。東京音楽大学声楽専攻にて改めて声楽を学び、群馬大学大学院教育学研究科修士課程音楽領域を修了。川上洋司、鴨川太郎、山崎法子の各氏に声楽を師事。第59回高崎新人演奏会出演。現在、群馬県立高等学校音楽教諭。高校の部活動から合唱を始め、大学在学中を経て現在にいたるまで合唱を愛好し活動。現在も群馬県内で複数の合唱団に所属し、高崎第九合唱団では男声パート指導者を務めている。

ユリヤ・レヴ(ピアノ)
サンクト・ペテルブルグ音楽院卒業。1991年、ブラジル・リオデジャネイロ国際伴奏ピアニストコンクール第2位入賞。2001年に来日。2007年11月、武蔵野文化事業団主催「ロシア民謡とオペラ・アリアコンサート」 において、エレーナ・オブラスツゥオワと共演。2006年~現在、高崎第九合唱団・合唱団JOYピアニスト。2021年2月、NHK WorldとNHK BS1の番組「 Where We Call Home」に、メインキャストとして出演。同年7月に、書籍『ロシアのプロ伴奏者が明かす「伴奏ピアノ術」の極意』(アーバンプロ出版センター)が出版された。

高崎第九合唱団
1974年に創立され、今年52周年を迎えました。現在165名(年齢20~80代)の団員が活動しています。半世紀を超える合唱団の歴史の中で、2019年の「高崎芸術劇場のこけら落とし公演」や2023年の「ウクライナ歌劇団との第九共演」は大きな出来事でした。10回を数える海外公演では、一昨年の「ウィーン楽友協会・黄金の間での第九演奏会」の成功は私たちの金字塔となっています。最近では高崎の物産フェアを盛り上げるため、市の依頼で代官山や赤坂サカス、更に台湾でも演奏する機会をいただいており、益々活躍の場を広げております。

懇親会

交流会のあとは、懇親会を開催。会場を学生センター1階 雄飛ホールに移し、会員相互が交流を深めました。
