10月14日(土)獨協大学にて2017年度父母懇談会(学内会場)が開催。265世帯352 名のご父母が出席しました。
犬井学長をはじめ、株式会社帝国データバンクによる講演や、就職内定者の経験談、父母の会支援活動報告、学部学科別懇談会や懇親会の様子をレポートします。
21世紀をリードしうる人間を育成
2017年度父母懇談会にご出席いただきまして誠にありがとうございます。
獨協大学父母の会は2008年10月に獨協大学の教育方針に則り本学への教育研究へのご支援とご父母の交流促進を目的として設立されました。これまでに教育研究活動、そして学生生活に対する様々な支援事業が行われ、本学への色々なご支援、ご協力をいただいてまいりました。2012年度に竣工の学生センター、そして今年竣工した新教室棟「創立50周年記念館(西棟)」の建設に際しては多大なるご寄付を賜りました。父母の会にはこれ以外にも多方面にわたり日頃よりご支援いただいており、改めて感謝申し上げます。
獨協大学の建学者は著名な哲学者、教育者であり第三次吉田内閣の文部大臣を務めた天野貞祐先生です。本学の建学理念は「大学は学問を通じての人間形成の場である」という先生の言葉に凝縮されています。先生は「知育の徳育性」という独自の教育論を掲げながら、学問を媒介として人間性を開発することを大学教育の目的として本学で実践してまいりました。
獨協大学の目的及び使命を定めた学則第一条には、社会の要求する学問を研究、教授することで人間を形成すること、そして獨協大学の伝統である外国語教育を重視、複雑な内外の情勢に対処できる実践的な独立する人格を育成することを掲げています。そしてその使命は21世紀をリードしうる国際的な教養を備えた人間を育成することにあります。
現在私たちを取り巻く国内外の情勢は非常に複雑で不透明な要素が多く見受けられます。しかしながら本学はそのような時代だからこそ優れた人間性と能力を備え、逞しく生きる人材を育成すべく大学の総力を結集してまいりたいと思っております。これからも天野貞祐先生が示され、今でも輝き続けている「大学は学問を通じての人間形成の場である」という建学の理念を念頭に置き、魅力的な教育環境の整備にあたっていく所存であります。何卒ご理解ご支援のほど宜しくお願いいたします。
獨協大学はすっかり街のシンボルに
本日はお忙しい中、またお足元の悪い中、2017年度父母懇談会にご出席いただき誠にありがとうございます。
会員の皆様には日頃より父母の会の活動に対しご理解、ご協力を賜り感謝申し上げます。
さて獨協大学父母の会は大学の教育方針に則り、父母が連携を図り学生の学習活動を支援するとともに、大学の教育研究活動の充実及び発展に寄与することを目的として2008年10月に発足され、来年10月には設立10周年の節目を迎えようとしています。
これまで父母の会では様々な事業を行ってきましたが、この父母懇談会と交流会は大学と父母、また父母同士の交流促進の重要な機会と位置付け、学内学外合わせて年二回のペースで開催しています。
ご父母の皆様に大学の近況や学生の日頃の様子、就職状況等を広く知っていただく貴重な機会として取り組んでおり、参加いただいたご父母の皆様からも貴重な情報を知る良い機会だったと好評をいただいております。
さて、2017年は獨協大学を取り巻く環境が大きく変貌を遂げました。1月には今後の50年を支える新教室棟「創立50周年記念館(西棟)」が竣工され、4月には本学最寄りの駅名が松原団地から「獨協大学前<草加松原>」に改称されました。松原団地も建て替えが進んで大学の周りの団地は高層で立派な団地に生まれ変わっています。街が獨協大学を盛り立てているかのような環境下にあり、すっかり街のシンボル的な存在になっています。
どうぞみなさん本日は懇親会までお付き合いいただき、次の50年に向けて不断の改革に取り組んでおられる獨協大学の様子を間近に感じていただくとともに、獨協ファミリーを所以とするアットホームな雰囲気を感じていただければ幸いです。