7月1日(日)、札幌東急REIホテルにおいて、2018年度「父母交流会(札幌会場)」を開催し、21世帯27人のご父母・保証人と関係者合わせて52名が出席し、盛況のうちに終了しました。
はじめに父母の会を代表して増渕修司 代表幹事は「獨協大学父母の会は、大学の教育方針に則り、父母が連携を図り学生の学習活動を支援すると共に大学の教育研究活動の充実及び発展に寄与する事を目的として、2008年10月に発足されました。諸先輩方の熱き想いと長い熟成期間を経て培ってきた父母の会も今年10月に設立10周年の節目を迎えます。今年度はこの10周年記念事業の一環として10周年記念誌の発行、父母の会シンボルマークの公募、大学への記念品贈呈、記念講演等の実施を予定しております。
本日は大学関係者や同窓会の皆様にもご参加いただいています。折角の機会でございますので、ご参加の皆様と大いに交流を深めていただき獨協大学の雰囲気を感じていただければ幸いです。」と挨拶いたしました。
日本中で活躍する獨協大学OB
北海道の皆様、初めまして。本日お会いできることを楽しみにしておりました。
皆さま色々な同窓会のご経験があろうと思いますが、会合を開いて親睦を深めること、これは大切ですが、それだけではなく意味のある会合にしていこうと獨協大学同窓会では取り組んでいます。
一体同窓会、つまり卒業生がどんな活動をしているのか、どんな人間なんだろうとご興味、ご関心があろうかと存じます。卒業後の実社会でリーダー的役割を発揮されているOBが増えています。その中でも特に北海道では幅広い分野で立派に活躍中の同窓生がたくさんいますが、そのご紹介は北海道支部長の前田さんに譲りたいと思います。従って、私は 全国レベルで活躍中の方のご紹介をしたいと思います。衆議院では厚生大臣政務官の富山1区の田端さん、国会対策副委員長の福岡1区の井上さんがいます。 同じく福岡には道路陥没を突貫工事で直し、世界的な賞賛を浴びた高島市長などが同窓です。一部上場企業の経営陣も名を連ねてきています。ニチレイの前経営者、伊藤忠商事の代表取締役前専務、太平洋セメント販売の社長さんなどがおられます。女性で海上自衛隊の練習艦「せとゆき」の艦長になった方やタレントさんまで本当に多士多彩です。現役生の皆さんの将来は更に大きく活躍される事を確信しています。私たち同窓会の活動がひいては獨協大学のブランド価値の向上に質しますので現在どんどん情報を集めております。
皆さまの身近な方で獨協関係者、卒業生のご活躍のニュースがありましたら同窓会までご連絡いただければと思います。本日はお招きいただきありがとうございます。
大学と父母の会の総力を結集し、逞しく生きる力を育成
本学は父母の会により「教育・研究活動」と「学生生活」に対して様々な支援をいただいております。奨学金、就職、学生チャレンジ支援プログラム等の学習支援に加え、最近では昨年4月に父母の会から多額のご寄付を賜り建設しました「創立50周年記念館(西棟)」が竣工。アクティブ・ラーニングを積極的に推し進める次世代の教育施設として、学生の自律的な学習を支えております。
教育面では、本学は学則の第1条に、本学の教育目的が学問を通じての人間形成にあること、そして獨協学園の伝統である外国語教育を重視し、複雑な内外の情勢に対処できる「実践的な独立の人格を育成する」ことを掲げています。そして本学は、この人間形成教育と実践的な語学教育に繋がる教養教育を重視してまいりました。その中心となる「全学共通カリキュラム」は、既成の学問分野にとらわれない科目編成と、学部・学科の枠組みを超えた受講体制を特色として、総合的な思考力を養うことを目的としています。またこの「全学共通カリキュラム」の英語部門では、1年生・2年生全員にTOEIC® テストを実施し、語学力に応じた少人数クラスを編成して授業を行っております。こうした基礎教育を踏まえて、少人数ゼミナールと、各学部・学科独自の専門科目を編成しており、大きな教育効果を上げています。
現在、わたくしたちを取り巻く環境は不透明な要素が数多く見受けられます。しかしながら、本学はこのような時代であるからこそ、社会的ニーズを的確にとらえ、優れた人間性と能力を備え、たくましく生きる人材を育成すべく、大学の総力を結集してまいりたいと思います。