10月17日(土)オンラインにて2020年度父母懇談会が開催されました。
山路学長をはじめ、採用研究所による講演や、就職内定者の経験談、父母の会支援活動報告、学部学科別Zoom懇談会の様子をレポートします。
新型コロナウイルスへの対応
本日はオンラインでの父母懇談会にご出席いただき、ありがとうございます。獨協大学を代表してご挨拶申し上げます。
例年、この父母懇談会は、皆様にキャンパスを実際にご覧いただくと共に、大学の様子をお伝えし、また直接ご意見・ご要望を伺う機会としています。今年は、新型コロナウイルス感染症防止の観点から、皆様の安全確保を第一に考え、オンラインによる実施となりました。
獨協大学父母の会からは、日頃より大学に対する多面的なサポートをいただいており、この度の新型コロナウイルスへの緊急対応に際しても、学生支援のために多大なご寄付を賜りました。この場を借りて、あらためて御礼申し上げます。
さて、昨年創立55周年を迎え、半世紀以上の歴史を歩んできた獨協大学ですが、今年はこれまでに経験したことのない大きな問題に直面しております。新型コロナウイルスが全国の大学のみならず、世界規模で人々の生活や経済に影響を及ぼしています。
「もっと大学に通いたい」「精神的に苦しい」という学生の皆さんの声は、アンケートを通して私たちにも届いています。その気持ちに十分に応えることが未だできておらず、その点は大変心苦しく感じております。
ただ、何より皆様の健康と安全を考え、大学の活動が学内外に及ぼす影響の規模を考慮しますと、より慎重な判断をせざるをえなかったことをご理解いただきたいと思います。今後においても確実な予測はできず、このメッセージが届いている時点でどのような事態になっているか想像すらできませんが、できる限り対面式の授業を含め、キャンパスの利用について、多角的な検証を行いながら判断してまいりたいと考えております。
御父母、保証人の皆様を大学にお招きできるようになり、また、大勢の学生が共にキャンパスで学べるようになる日を望む気持ちは私たち教職員も同じです。
誰もが苦しい環境の中、大学として私たちに何ができるのか、学生の皆さんに満足感や成長を実感する機会をどのように提供できるか、これからも懸命に検討し努力してまいります。どうか、引き続きご理解と御支援をいただきたくお願い申し上げます。皆様の健康をお祈りし、私からの挨拶と近況報告といたします。ありがとうございました。
父母懇談会 開催にあたって
本日は、お忙しい中、2020年度『父母懇談会』にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。会員の皆様におかれましては、日頃より私共父母の会の活動に対し、ご理解ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
獨協大学父母の会は、『大学の教育方針に則り、父母が連携を図り学生の学修活動を支援すると共に、大学の教育研究活動の充実及び発
展に寄与する事』を目的として発足いたしました。諸先輩のご父母と教職員の皆様方の熱い思いに支えられ、その歴史を重ね、2018年10月には設立10周年の節目を迎えることができました。これもひとえに皆様方のご支援のおかげと感謝いたしております。
父母の会では様々な事業を行っておりますが、特にこの『父母懇談会』を、大学とご父母、またご父母相互の交流促進を図る重要な事業と位置づけ、『父母交流会』とあわせて学内外で毎年開催しております。
いずれもご父母の皆様と大学が直接に顔を合わせ、大学の近況や、学生の皆様の日頃の様子、就職状況などを広く知っていただく機会として取り組んでおり、ご参加いただいたご父母の皆様からは 『貴重な情報を知る良い機会だった』との声を多数いただいております。
また地方の開催地でも、学内会場と同じく多くのご好評をいただいております。今年は残念ながら感染防止の為、初めてオンラインでの開催といたしました。
『獨協大学父母の会』はご父母・保証人の皆様がいらして下さるからこその父母の会です。これからも末永いご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げ、代表幹事としてのご挨拶とさせていただきます。