【会員の皆様へ】父母の会会報66号の発行について

父母の会会報66号を発行しました。

会報66号 1ページ目

(主なトピック)
・総会レポート
・2026年度新役員紹介
・2025年度収支計算書
・2025年度父母交流会(学内会場)レポート

会報記事の一部は下記のURLからWEB上でもご覧いただけます。
http://dokkyofubonokai.jp/archives/tag/会報66号

会報は2026年6月26日に会員のご自宅宛に発送しました。未着の会員の方がおられましたら、お手数ですが父母の会事務局までご連絡ください。

獨協大学父母の会事務局

2025年度 父母交流会(学内会場)「みんなで歌おう!」ベートーヴェン《第九》~獨協大学から世界へ響け 歓喜のメッセージ~(1)

 獨協大学父母の会では、会員相互の交流促進を図ることを目的に、父母交流会を開催しています。2025年度は2026年3月15日(日)、獨協大学大講堂において、獨協大学父母の会主催父母交流会(学内会場)「みんなで歌おう!」ベートーヴェン《第九》~獨協大学から世界へ響け 歓喜のメッセージ~を開催。第1部では外国語学部ドイツ語学科の矢羽々崇教授による講演会を実施し、第2部では参加者全員で『第九』を歌って心を通わせました。その後、懇親会で会員相互が交流を深め、2025年度の父母の会を締めくくりました。

第1部 講演会 ≪第九≫合唱『歓喜の歌』のメッセージとは?

講師:外国語学部ドイツ語学科 矢羽々崇 教授
1962年岩手県盛岡市生まれ。ミュンヘン大学哲学部修了(Magister Artium)、上智大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻修了。博士(文学)。1994年より獨協大学外国語学部ドイツ語学科で教鞭を執る。2012~2015年度国際交流センター所長、2016~2020年度図書館長。専門は近現代ドイツ文学。主著に『日本の「第九」合唱が社会を変える』(白水社)、『第九 祝祭と追悼のドイツ二〇世紀史』(現代書館)、『「歓喜に寄せて」の物語: シラーとベートーヴェンの「第九」』(現代書館)。NHKにてドイツ語講師(ラジオ:2000〜2001年度、2007〜2008年度、テレビ:2008〜2009年度)。

 『第九』の第4 楽章に使われている詩は、『歓喜に寄せて(An die Freude)』といいます。東日本大震災が発生した2011年の年の瀬、「サントリー1万人の第九」というイベントが行われました。あの震災の後に、なぜ歓喜の歌を歌ったのでしょうか。

 『第九』に取り入れられたシラーの『歓喜に寄せて』という詩は、歌うことを前提に作られました。大勢で歌って一体感を生み出すことが初めから意図され、実際に飲みの席で賑やかに歌われていたといいます。

 詩の内容を見てみますと、第1 節には「喜びの力が“再び”結び合わせる」とあります。この“再び”という表現の背景には、「かつて神々と人間と動物が手を取り合う黄金時代が存在した」という当時の思想がありました。その調和が失われ、分断された近代社会で、シラーは歓喜の力で世界を “再び”統一しようと訴えたのです。この詩のなかでは、歓喜を通じて世界の結びつきの回復を願いながら、兄弟愛、平等、自由といった理念を全体に盛り込んでいます。

 一方、第9節には死や別れといった、一見すると歓喜とは相反するイメージが含まれました。ただ、よく見ると「希望」や「恩寵」といった言葉が一緒に使われ、ここでの「死(=死者)」は単なる悲しみではなく、「生(=生者)」とのつながりを意識するために想起されたことがわかります。ベートーヴェンはこの節を取り入れてこそいないものの、シラーが訴えた生と死のつながりを意識して、人々のことを想い『第九』を作曲したのでしょう。

 『歓喜に寄せて』は祝賀の席はもちろん、死者を想う追悼の場面でも、過去と現在と未来をつなぐ役割を担ってきました。人々は生と死を超えてつながり、ひとつになれる。『歓喜に寄せて』には、そんなメッセージが込められているのではないでしょうか。



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2025年度 父母交流会(学内会場)「みんなで歌おう!」ベートーヴェン《第九》~獨協大学から世界へ響け 歓喜のメッセージ~(2)

第2部 コンサート「みんなで歌おう!」ベートーヴェン《第九》~獨協大学から世界へ響け 歓喜のメッセージ~

 第2部では、ソリストとコーラスが交互に歌唱する『歓喜の歌』の有名な一節を、110名の高崎第九合唱団の皆様とともに合唱しました。まずは指揮者の赤羽洋子さんの指導のもと、一見難しいドイツ語の歌詞を、日本語の軽快な語呂合わせで練習します。明るいレッスンの中で時々笑いが起こり、会場は終始和やかな空気に包まれました。そしていよいよ合唱のパートが始まると、初めは照れくさそうに歌っていた参加者の皆様も、次第に合唱を楽しみ、最後には会場全員でひとつになることができました。

 指揮者の赤羽さんは「『第九』は平和を象徴する楽曲として、世界中で演奏されてきました。今も地球上のあちこちで悲しいニュースが流れていますが、今日は皆で歌声を響かせて、ここ獨協大学から、平和への願いを世界に向けて発信できたらと思います。」とお話されました。

演奏者プロフィール

赤羽 洋子(指揮)
群馬県立高崎女子高等学校、武蔵野音楽大学声楽科卒業。ソプラノ歌手としてリサイタルや各種公演に出演し、指導者としても国民文化祭に参加。1982年より高崎第九合唱団の指導者・指揮者を務め、海外10都市での公演を成功に導くなど国際交流に尽力。障がい者合唱団との共演はNHKでも紹介された。高崎芸術劇場開館記念公演や、コロナ禍で全国唯一の第九演奏会を指揮。現在、NPO法人高崎第九合唱団団長兼指揮者ほか、多くの合唱団を指導。群馬県立高崎女子高等学校同窓会長。高崎市文化賞、群馬県文化賞受賞。


赤羽 その子(ソプラノ)
群馬県立高崎女子高等学校、国立音楽大学音楽学部 声楽科卒業。二期会オペラスタジオ修了。13歳で二期会オペラデビュー、高1で全国高等学校総合文化祭出演など、日本各地の演奏会やオペラに出演。海外公演にも多数出演。文化庁派遣ポーランド公演ではショパン生家・ショパン博物館・在ポーランド大使館「日本文化週間事業」などでショパン歌曲を聖アン教会ではミサ曲を独唱。現在、Sonority音楽教室代表。高崎市民音楽連盟常任理事。合唱団コール・エポック指揮指導ピアニスト。教会オルガニスト。全日本ジュニアクラシック音楽コンクール、国際声楽コンクール東京、プリマヴェーラ声楽コンソルソの審査員も務める。


清田 和泉(アルト)
群馬県立高崎女子高等学校、群馬大学教育学部音楽専攻卒業、放送大学大学院文化科学研究科修了。高崎新人演奏会に出演。群馬県公立中学校音楽科教員、群馬県教育委員会音楽担当指導主事、群馬県立学校長等を歴任。中学校勤務時代、吹奏楽部顧問として全日本マーチングコンテスト、西関東吹奏楽コンクール等に出演。共著として、中学校学習指導要領解説音楽編(文部科学省)、中学校教育課程講座音楽(ぎょうせい)他。現在、高崎市少年少女合唱団指揮者、コール椎樹(高崎市)指揮者、高崎第九合唱団合唱指導者。


村上 敏明(テノール)
国立音楽大学 音楽学部 声楽科卒業。文化庁在外研修員他の奨学金を得て、2001年より2007年までイタリア・ボローニャに留学。2002年に、オルヴィエート・マンチネッリ劇場にて「リゴレット」マントヴァ公爵でヨーロッパデビュー。藤原歌劇団や新国立劇場にて「ラ・ボエーム」「仮面舞踏会」「椿姫」「蝶々夫人」「カルメン」等に主演し、常に最大級の賛辞を受けている。在伊中、15の国際声楽コンクールで優勝または上位入賞。2012年より、NHKニューイヤーオペラコンサートに12年連続出演。二期会会員。人気実力ともに日本を代表するテノール歌手として活躍している。


佐藤 成記(ベース)
群馬県伊勢崎市出身。東北大学工学部を卒業後、進路を変更。東京音楽大学声楽専攻にて改めて声楽を学び、群馬大学大学院教育学研究科修士課程音楽領域を修了。川上洋司、鴨川太郎、山崎法子の各氏に声楽を師事。第59回高崎新人演奏会出演。現在、群馬県立高等学校音楽教諭。高校の部活動から合唱を始め、大学在学中を経て現在にいたるまで合唱を愛好し活動。現在も群馬県内で複数の合唱団に所属し、高崎第九合唱団では男声パート指導者を務めている。


ユリヤ・レヴ(ピアノ)
サンクト・ペテルブルグ音楽院卒業。1991年、ブラジル・リオデジャネイロ国際伴奏ピアニストコンクール第2位入賞。2001年に来日。2007年11月、武蔵野文化事業団主催「ロシア民謡とオペラ・アリアコンサート」 において、エレーナ・オブラスツゥオワと共演。2006年~現在、高崎第九合唱団・合唱団JOYピアニスト。2021年2月、NHK WorldとNHK BS1の番組「 Where We Call Home」に、メインキャストとして出演。同年7月に、書籍『ロシアのプロ伴奏者が明かす「伴奏ピアノ術」の極意』(アーバンプロ出版センター)が出版された。


高崎第九合唱団
1974年に創立され、今年52周年を迎えました。現在165名(年齢20~80代)の団員が活動しています。半世紀を超える合唱団の歴史の中で、2019年の「高崎芸術劇場のこけら落とし公演」や2023年の「ウクライナ歌劇団との第九共演」は大きな出来事でした。10回を数える海外公演では、一昨年の「ウィーン楽友協会・黄金の間での第九演奏会」の成功は私たちの金字塔となっています。最近では高崎の物産フェアを盛り上げるため、市の依頼で代官山や赤坂サカス、更に台湾でも演奏する機会をいただいており、益々活躍の場を広げております。

懇親会

交流会のあとは、懇親会を開催。会場を学生センター1階 雄飛ホールに移し、会員相互が交流を深めました。


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2025年度 父母交流会(学内会場)「みんなで歌おう!」ベートーヴェン《第九》~獨協大学から世界へ響け 歓喜のメッセージ~(3)

参加者の声

・ 教授のお話も大変興味深く、父を亡くしたばかりだったので死者に支えられているというのが心に残りました。また、ドイツ語での歌もまるでヨーロッパにいるような気分を味わえ、上質な時間でした。(英語学科4年 母)

・ シラーについての専門的な話、興味深く拝聴しました。合唱団の歌も素晴らしかったです。体験型のイベントで楽しく参加できました。有名なテノールの村上さんの歌声も生で聴くことが出来て素晴らしかったです。ピアノの演奏も素敵でした。(フランス語学科3年 母)

・ 子どもが4年生でもうすぐ卒業なので思い出として参加させていただきました。矢羽々先生の講義は大変おもしろく、時間があっという間に過ぎました。歌詞の暗記に漢字を使うのおもしろいですね。歌声すばらしかったです!!(経済学科4年 母)

・ ドイツ語と歓喜の歌に触れることができ、いい気分になりました。やはり歌うと気持ちいいですね。(法律学科4年 父)

・ 第九は聴いたことや学生時代に歌ったことはあっても意味や歴史的背景などは知らなかったのでとてもためになりました。いろいろなお話を聴くことができ、とてもためになりました。第九を一緒に唄えてとても楽しかったです。ピアノの演奏、指揮、合唱、どれも素晴らしかったです。(言語文化学科1年 母)

・ 皆さんで歌えて楽しかったです。矢羽々先生に歓喜の歌について詳しく教えていただきよかったです。このような企画をしてくださり、ありがとうございました。合唱団の皆さんの歌声も、独唱の皆さんの歌声も素晴らしかったですし、指揮者の方のご指導も素晴らしかったです。 (ドイツ語学科 4年 母)

・ 「第九」のステージを直接見たり、聞く事ができたこと、歌えたことすべてが初めてで感動しました。長男の通う大学で自分が称えられているようにも思いました。ずっとこれからも平和であり続けてほしいと願います。(交流文化学科 1年 父)

・ 有名な第九の知らなかったお話を聞けて良かったです。先生の見解と朗読も魅力的でした。初めて第九を歌いました。楽しかったです!合唱団の方々迫力ありました。ブラボーです!!素敵な時間をありがとうございました!(経済学科 3年 母)

・ 非常に勉強になりました。コンサートも良かったです。企画された方々に感謝申し上げます。(総合政策学科 2年 父)

プログラム

12:00 / 受付開始
12:30 / 代表幹事あいさつ
12:35 / 第一部:講演会
     《第九》合唱「歓喜の歌」のメッセージとは?
     講師:矢羽々崇 外国語学部ドイツ語学科教授
13:35 / 休憩
13:45 / 第二部:コンサート
     「みんなで歌おう!」ベートーヴェン《第九》第4楽章「歓喜の歌」
       ・【特別演奏】歴史的最古の「歓喜の歌」(ケルナー作)の演奏鑑賞
       ・【体感型ワークショップ】「歓喜の歌」をドイツ語で歌唱
       ・【鑑賞】指揮・ソリスト・合唱団・ピアノによる演奏鑑賞
15:00 / 懇親会

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[学生チャレンジ支援プログラム]審査結果(2025年度第4期)

「学生チャレンジ支援プログラム」は、獨協大学父母の会が本学学部学生のチャレンジ活動に対して助成や顕彰を行うことで、獨協大学の教育活動の充実に寄与することを目的としたプログラムです。
調査・研究活動やクラブ・サークル活動などにおいて、より高い成果を上げるための学生のチャレンジに対して、その経費を助成する『チャレンジ活動助成』と、大会やコンテストで優れた結果を出したことに対して顕彰する『チャレンジ活動顕彰』があります。学生チャレンジ支援プログラムの詳細はこちらをご覧ください


申請者:経済学部高安ゼミリニューチーム
活動名「獨協大生食育推進プロジェクト」の活動費として助成金135,433円を給付。

コメント この度は父母の会より多大なるご支援を賜り、心より御礼申し上げます。私たちは学生の健康課題に着目し、多くの方のご協力を得て食育の啓発冊子の制作に注力してまいりました。結果、3,000部を配布し、多くの学生へ届けることができました。活動を通じて周囲を巻き込み形にする難しさと、一丸となって目標を達成する喜びを学びました。 今後は、本冊子が一人でも多くの食生活を改善する契機となることを願うとともに、この経験を糧に社会の発展に貢献してまいります。
申請者:獨協大学図書館学生サポーター・BiVS
第27回 図書館総合展2025 ポスターセッション部門 運営委員会特別賞受賞に対し、顕彰金52,000円を贈呈。

コメント この度は活動顕彰を賜り、誠にありがとうございます。BiVS(ビボス)は、2025年度の図書館総合展において審査員特別賞を受賞することができました。このような賞をいただくことができましたのは、家族の理解と図書館職員の皆様のサポートのおかげだと深く感謝しています。今年度も獨協大学図書館の魅力をより多くの方に発信できるよう、展示や選書ツアーなどの活動に一層励んでまいります。引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。
申請者:サッカー部
2025年度 第4回関東大学サッカーリーグ Norte2部リーグ準優勝に対し、顕彰金88,000円を贈呈。

コメント 本活動にあたり、日頃より支えてくださっている父母の会の皆様に心より感謝申し上げます。北関東2部リーグ準優勝及び1部昇格という結果を残せたのは、多くの方のご支援のおかげです。活動を通じて、チームとして目標に向かって努力し続けることの大切さや、仲間と協力する力を学びました。今後は1部リーグでも結果を残し、より高いレベルで戦えるチームとなるよう努力していきます。
申請者:橋本 明依
2025年度 B級ダンス競技会アマチュアラテンの部優勝に対し、顕彰金68,000円を贈呈。
申請者:舞踏研究会(和田 幸樹、橋本 明依ペア)
第4回 大和杯争奪 全九州学生競技ダンス大会ラテン5種目全優勝に対し、顕彰金117,000円を贈呈。

コメント この度は父母の会の皆様より顕彰を賜り、心より感謝いたします。誠にありがとうございます。最後の一年間、獨協舞踏研究会の代表として様々な大会に出場させていただき、結果以上に多くの学びと貴重な経験を得ることができました。日頃から温かく応援してくださるOB・OGの皆様、共に努力を重ねてきた仲間、そして支えてくれた家族の存在があったからこそ、このような結果に繋がったものと感謝の気持ちでいっぱいです。本年をもって引退いたしますが、部活動で得た経験を今後に活かし、より一層精進してまいりますとともに、獨協大学舞踏研究会のさらなる発展を心より祈念申し上げます。
申請者:住吉 靖葉
第39回 島村楽器音楽コンクール東日本地区 本選会 木管リード楽器部門 一般の部 銀賞に対し顕彰金31,000円を贈呈

コメント この度は、父母の会よりチャレンジ活動顕彰をいただき、心より感謝申し上げます。小学5年生の頃から習っているサックスのソロコンクールで銀賞という結果をいただき、大変喜ばしく思う一方で、自分自身の課題を見つめ直すきっかけとなりました。難易度の高い曲の練習を通して、演奏することの楽しさや成長も感じました。今後も技術の向上に努め、金賞・全国大会などの、より良い結果を残すことができるように日々精進してまいります。

2026年度 総会レポート(1)

 5月23日(土)、獨協大学東棟1階102教室において、2026年度獨協大学父母の会総会が行われ、正会員90人、同伴者12人の計102人のご父母及び保証人が出席しました(委任状2,327件)。
前沢 浩子父母の会名誉会長(獨協大学学長)と、野田 拓男代表幹事の挨拶ののち、議題1にて加藤 結巳副代表幹事が議長に指名されました。議題2『2025年度収支決算報告』では、木塚 理佐幹事による報告の後、直井 耕生監査より監査報告があり、2025年度収支決算が異議なく承認されました。

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2026年度 総会レポート(2)

[名誉会長挨拶]
AI時代の「人間形成」
獨協大学父母の会名誉会長・獨協大学学長 前沢 浩子

 本日はお忙しいなか、獨協大学父母の会総会にご出席いただき、ありがとうございます。また、日頃より父母の会に対し、ご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 現在、大学教育で大きな課題となっているのが生成AIとの向き合い方です。AIは急速に進化し、レポート作成や翻訳、情報整理などを短時間で行えるようになりました。一方で、多くの大学では、学生に対して安易にAIに頼らず、自分の力で考えることの重要性を伝えています。また、これから多くの仕事がAIによって奪われてしまうという不安もあります。学生たちにとってAIは期待と脅威の両面を持つ存在です。

 しかし、これからの時代は、AIを使いこなせる力が求められるのは確実です。状況を的確に理解し、今、何が求められているかを判断する力、そのためにどうAIを使ったらよいかを考え出せる力が必要なのです。自分に課せられた仕事をAIに代わってやってもらうような人材は不要です。重要なのは、AIに単純に作業を任せることではなく、「何をAIにやらせるべきか」を判断できる力です。

 そんな力を育むためには、AIに頼らない学修が必要です。今年の4 月、東京大学の入学式に東大を中退して劇作家になった野田秀樹氏が来賓として招かれ、祝辞を述べられました。その祝辞でも野田氏はAIについて語りました。記憶力や処理のスピードでは人間は絶対にAIには叶わない。しかし、このAIはとびきり優秀な脳みそだけれど、AIは身体に根差した心を持たない脳だと語ったのです。

 身体に根差した心とはどのようなものでしょう。それはAIにとって代わられることのない人間的知性や倫理観、そして他者への共感力です。それらを育むためには、他者との対話や書物を通しての思索、自分の思考を文章にすること、そうした時間をかけたトレーニングが必要です。獨協大学では「学問を通じての人間形成」を建学の理念としていますが、時間をかけた知的トレーニングによって、身体に根差した心を育む、それこそがこの理念の意味だと考えています。その身体に根差した心、時間をかけた学修を通して育まれた知性、倫理観、共感力を使って、AIを使いこなせる人、それこそがこれからの時代に求められる人材です。そのような人になることを、ぜひ獨協大学の学生たちには目指してほしいと願い、私たちは日々の教育にあたっています。今後とも本学の教育へのご理解とご支援を改めてお願い申し上げます。


[代表幹事挨拶]
大学との強固な連携を図り、最大限の支援を
2025年度 獨協大学父母の会 代表幹事 野田 拓男

 本日は「2026年度獨協大学父母の会・総会」にご出席いただき、誠にありがとうございます。会員の皆様におかれましては、日頃より父母の会の活動に対し、ご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 獨協大学父母の会は、「大学の教育方針に則り、大学と大学の学部に在籍する学生の父母が連携を図り、学生の学習活動を支援するとともに、大学の教育研究環境の充実及び発展に寄与すること」を目的に、これまで大学教職員の皆様のご協力と役員諸先輩方のご尽力により、様々な活動を続けてまいりました。これもひとえに会員である父母・保証人の皆様の支えなくしては成しえなかったと確信しております。重ねて御礼を申し上げます。

 本会は、学生の成長と大学の発展を願い、大学の教育研究活動への助成、奨学金事業への支援、進路就職活動への支援等を行うとともに、父母懇談会等を通じて会員間の交流促進を図るなど、様々な活動を展開しております。学生が安心して充実した学生生活を送ることができるよう、大学との強固な連携を図り、陰ながら支え、最大限の支援をすることを目指して、役員一同、活動に邁進してまいりました。

今後とも父母の会活動へのご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


2026年度 獨協大学父母の会 総会
【日 時】2026年5月23日(土)15時~16時
【場 所】獨協大学 東棟1階102教室
【出席者】正会員90名 同伴者12名(委任状2,327件)

<プログラム>

議題1.議長選出
議題2.2025年度収支決算報告
議題3.獨協大学父母の会幹事および監査の選任


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2026年度 父母交流会(静岡会場)が盛況のうちに終了しました

 2026年6月20日(土)ホテルグランヒルズ静岡において、2026年度獨協大学父母の会主催父母交流会(静岡会場)を行い、父母の会会員17組26名と父母の会役員、大学関係者が出席し、盛況のうちに終了しました。

ご参加くださいましたご父母・保証人の皆様ありがとうございました。

父母の会事務局

※父母交流会(静岡会場)の詳細は父母の会会報67号に掲載予定です。

2026年度総会開催報告

5月23日(土)、獨協大学東棟1階103教室において、2026年度獨協大学父母の会総会が開催され、2025年度収支決算の承認並びに2026年度幹事及び監査が選任されました。

総会終了後、第1回幹事会が開催され、髙荷正男さん(英語4年)が代表幹事に選任されました。

詳細は、会報第66号にて報告いたします。

【2026年度役員】

(正会員役員)

代表幹事  : 髙荷 正男(英語学科4年)
副代表幹事  : 直井 耕生(交流文化学科3年)
執行幹事  : 植村 明代(フランス語学科3年)
横尾 佐世(ドイツ語学科3年)
幹事  : 浅川 茂明(法律学科4年)
一條 清香(英語学科1年)
加藤 結巳(ドイツ語学科4年)
河原木 紀子(法律学科3年)
木塚 理佐(英語学科4年)
鈴木 健太郎(総合政策学科3年)
野口 秀美(経営学科2年)
監査  : 剱持 嘉文(総合政策学科2年)

(特別会員役員)

副代表幹事  : 大谷 基道(法学部長)
執行幹事  : 大重 光太郎(外国語学部長)
幹事  : 二宮 哲(国際教養学部長)
塩田 尚樹(経済学部長)
油谷 康史(事務局長)
監査  : 山﨑 尚(経済学部経営学科准教授)
事務局責任者  : 松田 広(経理部長)

2026年度 父母交流会(静岡会場)のご案内

会員各位

獨協大学父母の会では、会員相互の交流を図ることを目的とした父母交流会を毎年学内と学外にて開催しております。今年度の学外会場は、静岡県静岡市にて開催する運びとなりました。静岡県での開催は、2016年の父母懇談会以来10年振りとなります。
父母交流会は、大学の教職員、卒業生、そして獨協大学生をお子様に持つご父母同士が交流できる貴重な機会であり、毎回好評を得ております。ご家族同伴でのご参加も、また静岡県外からのご参加も歓迎いたしますので、是非足をお運びいただきたくご案内申し上げます。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

日 時: 2026年6月20日(土)12時~15時30分(受付開始:11:30~)
会 場: ホテルグランヒルズ静岡
     〒422-8575 静岡県静岡市駿河区南町18-1
     (JR静岡駅南口より徒歩1分|MAP
     電話:050-3185-7809
会 費: 無料

プログラム:

時間 内容
 11:30~ 受付開始
 12:00~13:55 【全体会】
・主催者挨拶
・大学代表者挨拶及び大学近況報告
・キャリアセンターによる就職に関する講演
・一般社団法人獨協大学同窓会による講演
 13:55~14:00 写真撮影、移動・休憩
 14:00~15:30 【懇親会】立食パーティ形式

※内容は一部変更となる場合があります。

申込方法:申込フォームまたはお電話(050-3196-1604)にてお申込みください。
 *準備の都合上、6月5日(金)までにお申し込みくださいますようご協力をお願いいたします。


▲2016年度父母懇談会 静岡会場の様子

(お問い合わせ)
獨協大学父母の会 父母交流会事務局
電話:050-3196-1604(平日10時~17時)
dfubo@japanamc.co.jp