2024年度 父母交流会(新潟会場)(2)

 就職に関する講演会では、キャリアセンター所長である外国語学部交流文化学科 鈴木涼太郎 教授、新潟県産業労働部しごと定住促進課 U・Iターン就業促進班 主任 難波 淳史氏にご講演いただきました。また、同窓会について、同窓会会長 大西 純一氏、新潟県支部代表 棚村 克巳氏にご講演いただきました。


[就職に関する講演会]1
「学生の就職状況とキャリアセンターの支援体制」
キャリアセンター所長/外国語学部交流文化学科 鈴木 涼太郎教授
鈴木 涼太郎教授

 獨協大学の学生は、学部にとらわれず幅広い業種に進んでおり、2024年3月卒業生の就職率は95.1%、満足度も92.0%と高く、自信を持って社会人生活を送っています。

 キャリアセンターの主な支援内容は「進路相談」「資料提供」「ガイダンス・講座の実施」です。対面、Web、電話での進路相談のほか、就職活動体験記や就職関連書籍などの資料がご覧いただけます。さらに、「オールインキャンパス」の強みを生かした多種多様な就職ガイダンスや講座は、業界の理解を深め、視野を広げるきっかけになっています。

 近年の就職活動は、「早期化」「長期化」「多様化」の傾向にあり、早い段階から情報を集めておく必要があります。対面とオンラインの併用など採用方法も変化しており、複雑化する環境に対応する力が求められます。

 キャリアセンターでは3つの支援のほかにも、Web面接対応ブースの設置など、時代の変化に即した新たな取り組みを続けています。ぜひ就職活動にお役立てください。


[就職に関する講演会]2
「新潟県が実施するUターン就職支援について」
新潟県産業労働部しごと定住促進課 U・Iターン就業促進班 主任 難波 淳史氏
新潟県産業労働部しごと定住促進課 U・Iターン就業促進班 主任 難波 淳史氏

 新潟県では、学生向けのU・Iターン就職促進の取り組みを積極的に行っています。たとえばLINE公式アカウント「YOU TURN」やU・Iターン学生向け就職応援サイト「N-Career」のX(旧Twitter)アカウントといった、SNSの活用です。企業見学バスツアーや企業とのマッチングイベントなどの案内をはじめ、就職に役立つ最新情報が満載ですので、ぜひチェックしてみてください。

 また、U・Iターンの就職活動にかかる交通費及び宿泊費の補助も行っています。東京・銀座の新潟情報館 THE NIIGATA内「にいがた暮らし・しごと支援センター」では、こうした制度の案内や企業の紹介など、U・Iターン就職にまつわる相談を無料で承っております。どうぞ気軽に足を運んでいただければと思います。


[獨協大学同窓会による講演]
「同窓会で『プラスアルファ』の関係を」
一般社団法人獨協大学同窓会会長 大西 純一氏
一般社団法人獨協大学同窓会会長 大西 純一 氏

 獨協大学同窓会は、1968年3月の第1期生卒業時に発足し、56周年を迎えました。今年3月までの卒業生約10万人のうち、会員は7万人弱にものぼります。同窓会設立50周年には芝生広場に時計を寄付するなど、大学や学生のためにさまざまな取り組みを行ってきました。全国の支部で総会や懇親会を開催していますが、今年6月に獨協大学コミュニティスクエアで開かれた「同窓会員の集い」では、約80名の同窓生に参加いただきました。

 近年、同窓会の加入率がやや低下しています。他業界の先輩と繋がりを持ち、お金に代えられない「プラスアルファ」の関係が築けるのも魅力のひとつです。学生の皆様の入会を心よりお待ちしております。


[獨協大学との縁]
「新潟振興のために、新潟出身の皆さんの力をお借りしたい」
一般社団法人獨協大学同窓会新潟県支部代表 棚村克巳氏
一般社団法人獨協大学同窓会新潟県支部代表 棚村克巳氏

 大学に通っていると、建学の碑に記された「大学は学問を通じての人間形成の場である」という建学の理念と、天野貞祐先生の名前を毎日目にしていると思います。これが自然と「人間形成」について考える機会となっていることでしょう。

 獨協大学を卒業した私も、4年間のすべてが血となり肉となり、現在は地元・新潟で働いています。それは自分の力を発揮する場所として、人口の多い東京よりも新潟のほうが影響力があるのではと感じたからです。ふるさと新潟の振興のために、ぜひ新潟出身の皆さんの力をお借りしたいと思っています。就職活動の相談にも乗りますので、同窓生やOB・OG をどんどん頼ってください。


参加したご父母の声

・父母の皆様と楽しく懇親することができ、充実した時間を過ごせました事を感謝申し上げます。(経営学科 2年)

・大学の地道で誠実な教育への取り組みがあったからこそ、同窓生の方々が獨協での4年間が大きかったとおっしゃるのだと思いました。同窓生の方が「何かあったら相談してください」と言ってくださったことも、ありがたいことだと思いました。(法律学科 3年)

・前沢学長が新潟県出身とお聞きして、親近感がわきました。獨協大学のことがとてもよくわかり、わくわくする様なお話で、娘が大学に入学出来て本当によかったと思います。(フランス語学科 2年)

・子供からは大学状況の話は聞けないので、学長の話を聞けて、色々なことをやっている事がわかってよかったです。(英語学科 2年)

・キャリアセンターの講演により、色々な講座があることを知った。就職活動についても心強いと思った。恵まれた環境の中にいるので、子供にぜひ、参加してほしいと思った。(経営学科 2年)

・参加しないと得ることが出来ない情報が多くあり、参加してよかったです。準備いただいた父母の会の方と学内の先生方、スタッフの皆様、ありがとうございました。(法律学科 3年)

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2024年度 父母交流会(新潟会場)(1)

 6月29日(土)、ANAクラウンプラザホテル新潟にて2024年度父母交流会(新潟会場)が開催され、24世帯39名の父母の会会員と教職員が出席し、盛況のうちに終了しました。新潟県での開催は、2017年6月の父母懇談会以来3度目です。

 全体会では、創立60周年を迎える獨協大学の新たな取り組みについての報告や、就職に関する講演が行われたほか、獨協大学同窓会会長や新潟県出身の同窓生のお話を伺うことができました。なかでも、新潟県が実施するUターン就職支援についての講演は参加者の皆様の関心が高く、熱心にメモを取られる姿が印象的でした。会が終盤に向かうにつれて徐々に全体の緊張が解け、最後は和やかな空気に包まれました。

 その後の懇親会では、立食パーティー形式で料理を囲みながら、教職員が学生の様子をお伝えしたり、会員の皆様が教職員へ質問をしたりと、参加者同士が交流を図り、和気あいあいとした時間を過ごしました。


[大学代表者挨拶及び大学近況報告]
キーワードは「情報」「環境」「地域連携」
獨協大学父母の会 名誉会長 前沢浩子 学長
獨協大学父母の会 名誉会長 前沢浩子 学長

 獨協大学は、今年10月22日に創立60周年を迎えます。この節目の年に、学ぶべき学問のアップデートを図るにあたり、本学では「情報」「環境」「地域連携」をキーワードといたしました。

 まず「情報」につきまして、今年度から「情報科学教育プログラム」をスタートいたしました。従来の語学教育や学部ごとの専門領域のほか、新たに情報科学(データサイエンス)をカリキュラムに加えることで、分野を跨ぐ人材を育てたいと考えています。

 次に「環境」の面では、緑豊かなキャンパスを生かした米作りや、ウォーターボトルの配布によるペットボトル使用量の削減、ジェンダーギャップの解消に向けた生理用品無料提供ディスペンサー「OiTr」の設置などを通じて、持続可能な自然環境、そして社会の実現を模索する学びの機会を設けています。

 最後に「地域連携」としましては、昨年度「学術研究・教育活動×地域との開放的な交流の場」を目指し、獨協大学コミュニティスクエアを新設いたしました。この施設を拠点として、学生は草加市との繋がりから学び、草加市は学生の力を活用するという、Win-Winの関係を築きたいと考えています。

 獨協大学では、教室での受動的な学びだけでなく、能動的に実践して得る学びを尊重してきました。社会に出る前にできるだけ多様な経験ができるよう、これからも学生たちの主体的な行動を促す大学でありたいと願っています。

 これまで「成長」を目指してきた日本社会は、持続可能な「成熟」の時代を迎えつつあります。私たち獨協大学教職員一同は、この新たな時代を支える人材を育てるべく、全力を尽くしてまいります。今後ともご理解とご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

2024年度父母懇談会新潟参加者

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学生の学びの場を提供する企画「フランス料理テーブルマナー講座」を開催しました

 2024年8月23日、ヴィラ・デ・マリアージュ 越谷レイクタウンにおいて、学生の学びの場を提供する企画「フランス料理テーブルマナー講座」が行われました。

 当日は38名の学生が参加し、国を越えて用いられる世界基準のマナーの「プロトコール」や、テーブルマナーのコツを熱心に学んでいました。

 学生の学びの場を提供する企画の詳細は、会報59号で報告いたします。

獨協大学父母の会事務局 夏季休業について

獨協大学父母の会事務局は、獨協大学の夏季一斉休業にともない、以下の期間休業いたします。
休業中は、メールやお電話等でのお問い合わせに対するご返答が休止となります。夏季休業中にいただいたお問い合わせへは、休業明けに順次ご連絡させていただきます。

ご迷惑をおかけすることと存じますが、何卒ご理解、ご了承のほどお願い申し上げます。

獨協大学父母の会事務局 夏季休業期間

2024年8月10日(土)~8月16日(金)

なお、獨協大学の夏季休業期間中の窓口取扱い、および学内施設・店舗の営業、同窓会事務室の開室状況につきましては、下記リンク先をご覧ください。

獨協大学の夏季休業期間の窓口業務については こちら

学生の学びの場を提供する企画「獨協ファミリーのチャチャッとクッキング」を開催しました

 2024年7月8日、獨協大学コミュニティスクエアにおいて、学生の学びの場を提供する企画「獨協ファミリーのチャチャッとクッキング」が行われました。

 当日は10名の学生が参加し、栄養士からのミニ講座、父母役員による調理実践にメモをとりながら熱心に学んでいました。

 学生の学びの場を提供する企画の詳細は、会報59号で報告いたします。

2024年度 父母交流会(新潟会場)が盛況のうちに終了しました

 2024年6月29日(土)ANA クラウンプラザホテル新潟において、2024年度獨協大学父母の会主催父母交流会(新潟会場)を行い、24世帯39名の父母の会会員・教職員が出席し、盛況のうちに終了しました。

ご参加くださいましたご父母・保証人の皆様ありがとうございました。

父母の会事務局

※父母交流会(学内会場)の詳細は父母の会会報59号に掲載予定です。

【会員の皆様へ】父母の会会報58号の発行について

父母の会会報58号を発行しました。

会報58号 1ページ目

(主なトピック)
・総会レポート
・2024 年度新役員紹介
・2023 年度収支計算書
・2023 年度父母交流会( 学内会場) レポート

会報記事の一部は下記のURLからWEB上でもご覧いただけます。
http://dokkyofubonokai.jp/archives/tag/会報58号

会報は2024年6月27日に会員のご自宅宛に発送しました。未着の会員の方がおられましたら、お手数ですが父母の会事務局までご連絡ください。

獨協大学父母の会事務局

[学生チャレンジ支援プログラム]審査結果(2023年度第4期)

「学生チャレンジ支援プログラム」とは、獨協大学父母の会が本学学部学生のチャレンジ活動に対して助成や顕彰を行うことで、獨協大学の教育活動の充実に寄与することを目的としたプログラムです。

調査・研究活動やクラブ・サークル活動などにおいて、より高い成果を上げるための学生のチャレンジに対して、その経費を助成する『チャレンジ活動助成』と、大会やコンテストで優れた結果を出したことに対して顕彰する『チャレンジ活動顕彰』があります。

申請希望者は『獨協大学父母の会 学生チャレンジ支援プログラム申請書』および必要書類を父母の会事務局窓口(総合企画課内)にご提出ください。
申請者:舞踏研究会(和田・橋本ペア)
「第21回東部日本学生競技ダンス選手権大会後期新人戦」チャチャチャの部 優勝に対し、顕彰金43,000円を贈呈。
メッセージ:1年時に引き続き顕彰していただけてとても嬉しいです。 今回の後期新人戦だけではなく全国大会の決勝まで進むこともでき、様々な経験ができた1年でした。来年もより良い結果が出せるよう頑張ります。

申請者:舞踏研究会(伊藤・足立ペア)
「第62回全日本学生選抜競技ダンス選手権大会」モダンの部準優勝に対し、顕彰金46,000円を贈呈。
メッセージ:ダンスを練習して上達したことももちろんですが、人と人との交流や、組織運営の難しさ、学年や大学の垣根を越えて「学生競技ダンス」というものを作り上げる経験こそ、人生のうちこの大学生4年間でしか得られないものであったと思います。支えてくださった周りの全ての人に感謝致します。

申請者:舞踏研究会(塚田・北山ペア)
「第21回東部日本学生競技ダンス選手権大会後期新人戦」Sr. STDワルツの部 優勝に対し、顕彰金43,000円を贈呈。
メッセージ:日々の努力をこのような形で表彰していただき大変嬉しく思います。この活動を通してコミュニケーションにおける困難や勉学との両立など難しい点が多くありましたが、継続することの重要性、主体的に動く大切さを学ぶことができました。今後も協力してくださる皆様への感謝の気持ちを忘れず、より規模の大きな大会でも成績が残せるように精進してまいります。

申請者:米山ゼミ 「地方創生☆政策アイデアコンテスト2023」東北経済産業局長賞に対し、顕彰金57,000円を贈呈。
メッセージ:残念ながら二次審査通過とはなりませんでしたが、3年連続田村市を対象に東北経済産業局長賞という光栄な賞をいただき大変うれしく思います。この結果は、米山先生をはじめ、ゼミの先輩方や同期、ゼミ全体でのサポートのおかげであり、心から感謝しています。また、お世話になっている田村市の方々にもこの成果や提案をお伝えしたいです。この受賞に終わらず、復興知事業における田村市での活動に一層精進していきたいと思います。

申請者:岡田 海人(ボウリング部)
「第59回東日本ボウリング選手権大会」2人チーム戦 2位に対し、顕彰金43,000円を贈呈。
メッセージ:この度の成績を残すことができたのは、部活動の日々の練習のおかげであり、自分の技術を向上させることができたからだと思います。大会では上手な選手たちから自分に無い考え方や知識を学び、チームとして結果を残すことができました。練習をたくさん行えるのは、費用を負担してくださる父母の会のおかげです。さらなる競技力向上のため練習に取り組み、部員全員が全国大会で成績を残せるよう励んでいきたいと思います。

申請者:放送研究会
第40回 NHK全国大学放送コンテスト 映像CM部門第1位および文部科学大臣賞に対し、顕彰金168,000円を贈呈。
メッセージ:今回の部門一位/文部科学大臣賞は、全国に獨協大学放送研究会の名を広げるだけでなく、部員一人ひとりの努力や演技が身を結んだ大きな出来事でした。また、専門家による講評を通じ、映像制作のアドバイスを頂けたのは大変有意義な経験でした。今後の放送研究会の目標は、現在力を入れているナレーション部門や朗読部門での入賞です。現状に満足することなく、これからも引き続き全力で練習に励み、さらなる活躍を目指します。

*学生チャレンジ支援プログラムの詳細はこちらをご覧ください

2023年度 父母交流会(学内会場)「音楽の国境なき旅 ~ロマンの煌き~」(2)

参加者の感想

 孫の大学にご招待いただきステキな音楽をありがとうございました。弦楽器の特にチェロが好きなのでとても良かったです。(フランス語 4年 家族)
 すべて良かった。中でも「祭りの踊り」。今年も是非収穫があり、皆で祝うことを願っています。(英語3年 祖母)
 とても素晴らしい演奏で良かったです。曲目としてはやっぱりチャイコフスキーが大好きです。(経営2年 父)
 獨協らしく国際色豊かな音楽を楽しむことができ、とても良かったです。各言語から採った楽曲はその国の色が出ているようで面白かったです。またトリオの強みが出たブリッジの曲なども長めながら退屈を感じることがなく楽しめました。(フランス語 4年 学生)
 たいへん楽しいコンサートでした。室内楽が大好きなので、大いに満足しました。ブラームス本人が「私の曲はフランス人が演奏するのがちょうど良い。ドイツ人が演奏すると重くなり過ぎる」と言ったそうです。今日は皆さん笑顔もある演奏で、明るく楽しいブラームスでした。ブリッジは知らない曲でしたが、いい曲だと思いました。(国際関係法2年 父)
 とても素晴らしい企画をありがとうございました。ブラームス感動しました。また聴きたいです。(国際環境経済2年 母)
 プロの方の生演奏を聴ける機会は滅多にないことなので、とても貴重な体験になりました。特にヴァイオリンは人生初生音を聴けたので大変満足です。大学生のうちにこのような体験をさせて頂けて本当にうれしい限りです。(経営4年 学生)
 とても素敵な音色でした。ロシア、中国、フランス、そして聴き手である日本人、タイトル通り国境なき音楽の旅ができてしあわせな時間でした。(ドイツ語3年 母)
 歌うようなフランスのメロディと収穫を喜ぶ祭りのメロディ、まるで大河を渡る舟に乗っているような旋律、三か国を旅しているような気分になり、とても楽しいひとときを過ごせました。(経済1年 母)

懇親会

 交流会のあとは、懇親会を開催。会場を学生センター1階 雄飛ホールに移し、会員相互が交流を深めました。

父母交流会後、雄飛ホールで開かれた懇親会の様子


プログラム

3人の出身国の曲
 G.フォーレ 「夢のあとに」
 中国の曲 「祭りの踊り」
 P.チャイコフスキー 「四季」より6月「舟歌」

F.ブリッジ ピアノ三重奏のためのミニチュア集H. 87-89 (9曲)

J.ブラームス ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 作品87
 第1楽章 アレグロ
 第2楽章 アンダンテ・コン・モート
 第3楽章 スケルツォ プレスト
 第4楽章 アレグロ・ジョコーソ


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2023年度 父母交流会(学内会場)「音楽の国境なき旅 ~ロマンの煌き~」(1)

 獨協大学父母の会では、会員相互の交流促進を図ることを目的に、父母交流会を開催しています。2023年度は2024年3月17日(日)に獨協大学大講堂において、「音楽の国境なき旅:獨協大学父母交流会国際コンサート~ロマンの煌き~」を開催。308名の父母の会会員、学生が来場し、盛況のうちに終了しました。

演奏者プロフィール:トリオ・アンファリア
トリオ・アンファリアは2010年の秋に生まれました。私たちはとても仲良しで、一緒に演奏することが何よりも嬉しく楽しい。Anfalia の名前は三人の名前から取りました。Shan から[An], Fanny から[fa], Yulia から[lia]。そして、3人の生まれた国の国旗から、ロゴの色をつけました。

1)三人の出身国の曲

1. ガブリエル・フォーレ 「夢のあとに」(フランス)

 本来は歌曲であるこの曲。「フランス人は愛国心が強い人が多いから、最初の曲はフランスの曲にしました」というファニーさんの明るいトークの後、夢のあとにの歌詞を読み上げ、しっとりとした空気で演奏に入ります。


2. 祭りの踊り(中国)

 中国北西部の収穫祭の曲。「この曲が作られた地域は雨量が少ない土地で、収穫が数年に一度になってしまうこともある。そんな土地での、夜も眠らないほどの収穫の喜びを表す曲です」と高さんは語ります。


3.ピョートル・チャイコフスキー 「四季」より「舟歌」(ロシア)

 ロシアの四季、12の月を表現する12編の詩のために作られた曲で、この日演奏されたのは6月の舟歌。「海に出ると、波の音が美しく優しく響き、頭上にはあたたかく美しい星も輝いている。そんな曲です」とユリヤさんは語ります。


2)フランク・ブリッジ
ピアノ三重奏のためのミニチュア集 H.87-89

 9つの小曲からなる作品で、3人で演奏したらとても楽しかった曲だそうです。練習曲みたいに思っている人も多いですが、すごくいい作品だとファニーさんは語ります。


3)ヨハネス・ブラームス
ピアノ三重奏曲第2 番ハ長調 作品87

 最後に、獨協大学ということで、ドイツの作曲家ブラームスの楽曲を演奏していただきました。ブラームスはピアノ三重奏曲を3つ作りましたが、今回演奏していただいた曲はその中でも一番明るさが感じられる曲です。



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