2018年度父母懇談会(仙台会場)(1)

20181209 父母懇談会仙台 国際教養学部長

▲古川堅治 国際教養学部長

  2018年12月9 日(日)仙台市のホテルメルパルク仙台において、2018 年度父母懇談会(仙台会場)が行われ39世帯54名のご父母と、父母の会役員12名、教職員22名、同窓会関係者2名、父母の会事務局の92名が出席しました。
 父母の会を代表して増渕修司代表幹事からの挨拶ののち、大学を代表して父母の会副代表幹事である古川堅治国際教養学部長より獨協大学の沿革、大学教育の現状、大学改革の方向性等について説明がありました。また、一般社団法人獨協大学同窓会・星逸朗理事にご挨拶をいただきました。
 その後、平井岳哉キャリアセンタ―所長による講演、そして宮城県経済商工観光部雇用推進専門監・伊藤雅聡氏による講演「首都圏へ進学した大学生へのUIJターン就職のすすめ」が行われました。
 全体会の後、学部別懇談会、懇親会が行われ、大学関係者とご父母、ご父母同士が懇親を深めました。


[同窓会挨拶]
同窓会事務局に相談を
一般社団法人 獨協大学同窓会 理事 星 逸朗氏
一般社団法人 獨協大学同窓会

 ご家族の皆さんは現在、お子さんの就職等の進路問題で不安をお持ちかもしれません。
 獨協大学が50周年を迎え、同窓会も50 周年を迎えました。初期の同窓生は70 歳を超えています。つまり、経験豊富で有力な先輩が大勢いるということです。特にUターンを希望されている方は、地元の同窓生に相談されることをお薦めします。後輩に頼られて喜ばない先輩はいません。でも誰に相談して良いか判らない方は、同窓会事務局に相談してください。喜んで相談に応じます。そして獨協大学のキャリアセンターを訪れることを薦めます。経験豊富なスタッフが懇切丁寧に対応してくれます。
 私は縁があり卒業生の就職問題で支援をしていますが、センターで卒業生の就職体験文ファイルの存在を知りました。大変素晴らしいもので、間違いなくお役に立つと思います。親子の対話を充分にして頑張ってください。


[大学代表者挨拶及び大学近況報告]
父母の会、充実の10周年
獨協大学父母の会代表幹事 増渕 修司

本日はお忙しい中、獨協大学父母の会主催「父母懇談会(仙台会場)」にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。会員の皆様におかれましては、日頃より父母の会の活動に対して、ご理解ご協力を賜り感謝申し上げます。この度は39世帯54名のお申し込みを頂きました。改めて御礼申し上げます。仙台での開催は2013年以来2度目となります。
 さて、獨協大学父母の会は、大学の教育方針に則り、父母が連携を図り学生の学習活動を支援すると共に大学の教育研究活動の充実及び発展に寄与することを目的として、2008年10月に発足しました。おかげさまで、2018年10月には設立10周年の節目を迎え、10周年記念事業として様々な活動を行いました。10月に実施した父母懇談会(学内会場)においては、記念式典を挙行し、公募で決定したシンボルマークの披露並びに、大学に対する記念品の贈呈式を行いました。
 本会では事業計画に則り各種事業を行っていますが、その中でも特に重要な活動は、父母懇談会・父母交流会の開催です。これらの会は、ご父母の皆様に対し大学の活動の様子や就職の状況等を広く知っていただく重要な機会として取り組んでおります。本日は最後までお付き合いいただき、“獨協ファミリー”を所以とするアットホームな雰囲気を肌身で感じていただきながら、懇親を深めていただければ幸いです。

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2018年度 父母交流会(学内会場)が盛況のうちに終了しました

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 2018年2月9日(土)獨協大学内において、2018年度獨協大学父母の会主催父母交流会(学内会場)を行い、126名の学生、父母の会会員・教職員が出席し、盛況のうちに終了しました。

 第一部講演会の講師は本学非常勤講師のほかノンフィクション作家、年縞博物館特別館長など多方面で活躍されている山根一眞先生。「ダイナミックな科学技術の挑戦と日本の力」をテーマに、小惑星探査機はやぶさ、アルマ望遠鏡など宇宙に関することから、深海での潜航同乗取材、考古学や地質学における年代測定の「世界標準ものさし」に採用された福井県水月湖の「年縞」の話など、写真や映像を交え日本の科学技術の力と可能性についてお話しいただきました。

 第二部は会場を35周年記念館学生食堂に移し懇親会を行い、会員相互が交流を深めました。

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 大雪で足元の悪い中ご参加くださいましたご父母・保証人の皆様ありがとうございました。

 父母懇談会運営作業部会

※父母交流会(学内会場)の詳細は父母の会会報37号に掲載予定です。

2018年度 父母交流会(学内会場)「ダイナミックな科学技術の挑戦と日本の力」(2)

山根先生インタビュー

本日の講演に込めた想いを教えてください。
 私自身が獨協大学の卒業生であり、現在は獨協大学で教壇にも立っています。
 そのきっかけは学生時代に天文学者である恩師と出会い、影響を受けたことです。
学生時代に恩師から教わり、業績を受け継ぎ、今獨協大学で学生に伝えているという全てが一本の糸でつながっています。私にとっては、獨協大学がなかったらこれだけの仕事をすることもなく違う人生だったと思います。ただ大学に行っただけという方も多いと思いますが、学歴とは別の、味のある人生歴の中で人間は生きていると思います。そういう意味で私は獨協大学に感謝しています。人生の宝です。

獨協大学で学ぶ大学生に、特に学んでほしいことや学生時代にしてもらいたいことを教えてください。
 今は多くの情報をスマホから得ています。しかし、誰かが調べた結果に頼らず、自ら町へ出て、地方に出て、人に会い、自分だけの発見をしてほしいです。それが社会に出て就職する時にも役に立ちます。初めての人に会うことを怖がらず、自らの目で発見することが大きな感動につながります。

 講演ののち35周年記念館2階学生食堂にて懇親会を開催。ご父母・保証人は交流を深めました。

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参加した父母の声
 

「有意義な時間でした」
 宇宙の事は正直今迄興味がありませんでしたが、今回の講演をお聞きして少しだけとっかかりができたように思います。水月湖に訪れてみたいと思いました。まだまだお話をお聞きしたいと思う有意義な時間でした。ありがとうございました。
  (経済学科2年 母)

「壮大なお話を聴くことができました」
 身近な話題から宇宙・深海まで壮大なお話を聴くことができました。映画やTVで観る内容を、細やかで楽しい講議を受け、これらは小さな疑問を持ちながら自分なりに学習しようと思いました。貴重な時間を頂きありがとうございました。
(国際環境経済学科4年 母)


 開催日:2018 年2 月9 日(土)
 時 間:13 時10 分~ 16 時30 分
 会 場:獨協大学E-102 教室(講演会)
     35 周年記念館2階学生食堂(懇親会)
 参加数:126 名

プログラム

<第一部> 13時15分~14時45分 (12時30分~受付)
 講演「ダイナミックな科学技術と日本の力」
   講師:山根 一眞 氏 
   (獨協大学国際環境経済学科非常勤講師/ノンフィクション作家)

   司会:野間 綾子 副代表幹事

<第二部> 15 時00 分~ 16 時30 分
  懇親会
     挨拶:増渕 修司 代表幹事
     乾杯:鈴木 弘美 幹事
     閉会挨拶:井上 栄子 幹事  
     司会:宮本 和子 幹事


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2018年度 父母交流会(学内会場)「ダイナミックな科学技術の挑戦と日本の力」(1)

 2019年2月9日(土)父母交流会(学内会場)を開催。獨協大学非常勤
講師 山根一眞先生による講演「ダイナミックな科学技術の挑戦と日本の力」が開催されました。

 交流会のあとは懇親会を開催。参加した126名のご父母・保証人は美味しい食事とともに興味深い講演の感想を交わすなど交流を深め、盛況のうちに終了しました。


[講演]
ダイナミックな科学技術の挑戦と日本の力
山根一眞 先生 (獨協大学国際環境経済学科非常勤講師)
 1972年獨協大学外国語学部卒業。ノンフィクション作家。獨協大学非常勤講師。福井県年縞博物館特別館長。情報の仕事術、宇宙・深海などの先端科学技術、地球環境問題、生物多様性、災害・防災の分野で取材・執筆活動を継続。
 ベストセラー『小惑星探査機はやぶさの大冒険』は渡辺謙主演で映画化(東映)されるなど著書多数。最新刊は『スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち』、『理化学研究所 100年目の巨大研究機関』(中国語版出版予定)。
 NHKの外部キャスターのほか、北九州市博覧祭、愛知万博、国民文化祭福井、福井国体2018でプロデューサーもつとめた。
 JAXA客員、理化学研究所名誉相談役、福井県文化顧問、日本生態系協会理事、日本文藝家協会会員。

生命の起源を知る
 自分の目や髪や皮膚、身体はどうやってできたかを考えたことはないですか?では私達の祖先は、生物は、地球は…と考えていくと、生命の起源は宇宙に辿り着きます。「私達は何者なのか」を知るためには宇宙を知る必要がある。これは天文学の最も基本的な問いかけです。
 この問いは、かつては哲学や思想、文学の課題でした。今は、科学の最先端の課題になりました。宇宙と同時に深海でも生命の起源を知るために様々な研究が行われていて、日本はそこでも最先端にあります。

世界に羽ばたく日本の技術
 国際協力で生まれた、チリの標高5,000m、アタカマ高原にある「アルマ」という人類史上最もすごい電波望遠鏡(全66台)には、日本の技術がたくさん投入されています。例えば宇宙からの電波を漏れなく集めるために、表面の誤差を25ミクロン以下で実現したパラボラアンテナや、チリの過酷な寒暖差で、膨張・伸縮するアンテナのゆがみを自動で補正するシステムなどがあります。そうしたとてつもない技術の塊でできているからこそ、素晴らしい発見ができるんです。

深海6,500mの世界
 宇宙と同時に深海でも研究がおこなわれていて、日本はそこでも最先端にあります。日本の深海探査船しんかい6500は名前の通り6,500m潜航でき、世界の海底の90%に行くことができます。
 太陽の光が届かない深海には生物はいないと思われていました。しかし調査の結果、太陽による光合成ではなく、化学合成という方法で生きる「古細菌」という生物が存在していることがわかりました。これは生物学の教科書が全て書き換えられるほどの大発見でした。古細菌は元々火星にいたものが小惑星の衝突などで飛び出した隕石に付着し、休眠状態のまま数億年かけて地球にやってきたと言われています。そして、その古細菌こそが、地球の最初の生命と考えられています。

世界標準のものさし 「水月湖年縞」
 私が特別館長を務める福井県若狭町の年縞博物館には「世界のものさし」と呼ばれる水月湖年縞があります。年縞とは湖の底に数百年、数千年、数万年とかけて積もった堆積物が作り出す縞模様のことです。この年縞は一年も途切れずに7万年分堆積していて、縞を解析すると当時の自然環境や災害を、含有物を解析すると当時の放射線炭素量を知ることができます。これにより地質学や考古学での年代測定の精度は飛躍的に上昇しました。
 7万年という時間は、現人類がアフリカを出て、世界に広まっていった歴史と一致しています。つまり水月湖の年縞、世界のものさしには、人類史のすべてがあるんです。


▲福井県 水月湖

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伝統芸能鑑賞教室第13回「歌舞伎座 歌舞伎鑑賞教室 団体鑑賞」報告

「歌舞伎座 歌舞伎鑑賞教室 団体鑑賞」
 日時:2018年12月16日(日)

 歌舞伎座において、父母の会主催伝統芸能鑑賞教室第13回「歌舞伎座 歌舞伎鑑賞教室 団体鑑賞」が行われ166名の学生が参加しました。
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*過去の伝統芸能鑑賞教室の一覧はこちらをご確認ください。

2018年度父母交流会(学内会場)「山根一眞氏講演『ダイナミックな科学技術の挑戦と日本の力』」申込受付中

2月5日以降に参加を希望される方は直接会場にお越しください。当日受付させていただきます。

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獨協大学父母の会設立10周年記念講演
2018年度獨協大学父母の会 父母交流会(学内会場)
「ダイナミックな科学技術の挑戦と日本の力」

獨協大学父母の会では、会員相互の交流促進を図ることを目的に、毎年学内と学外で父母交流会を開催しています。
今年度の学内会場は、本会設立10周年を記念し、獨協大学卒業生でノンフィクション作家の山根一眞さんを講師にお招きし、「ダイナミックな科学技術の挑戦と日本の力」をテーマに講演会を開催する運びとなりました。
獨協大学在学中からフリージャーナリストとして活動を始め、情報の仕事術、先端科学技術、地球環境問題、生物多様性、災害・防災など、多岐に渡り徹底取材を続けてきた山根一眞先生。今回の記念講演では、「小惑星探査機はやぶさ1から2へ」「世界標準のものさし 水月湖『年縞』」「驚愕の観測・発見が続いているアルマ望遠鏡」「日本初の新元素ニホニウムの合成」「福島第一原発の廃炉技術」など、徹底した現場取材で得た驚きの最新成果と知られざるエピソードを、映像と写真を駆使して、ドラマチックに披露していただきます。
 講演会終了後は、35周年記念館学生食堂にて懇親会を行います。料理を囲みながらご父母同士語らいのひと時をお過ごしただければ幸いです。

お子様の参加も大歓迎です!
 これまで、懇親会はアルコールを提供するため学生の参加はご遠慮いただいておりましたが、親子での参加を要望する意見が寄せられていることから、今回はノンアルコールとすることで、学生の参加も可能とすることといたしました。お子様とお誘い合わせの上、講演会・懇親会とも参加いただければ幸いです。
皆様の参加を心よりお待ちしております。

日 時:2019年2月9日(土)13時~16時30分
講演会 13時~14時45分(天野貞祐記念館3階大講堂)
懇親会 15時~16時30分(35周年記念館2階学生食堂)
対 象:父母の会会員及びそのご家族、本学学生
会 費:無料

申込方法
2月5日以降に参加を希望される方は直接会場にお越しください。
当日受付させていただきます。

チラシをダウンロード
表面           :ダウンロード
裏面(FAXお申込み用紙) :ダウンロード

山根一眞先生 プロフィール
1972年獨協大学外国語学部卒業。ノンフィクション作家。獨協大学非常勤講師。年縞博物館特別館長。情報の仕事術、宇宙深海などの先端科学技術、地球環境問題、生物多様性、災害・防災の分野で取材・執筆活動を継続。ベストセラー『小惑星探査機はやぶさの大冒険』は渡辺謙主演で映画化(東映)されるなど著書多数。
最新刊は『スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち』、『理化学研究所 100年目の巨大研究機関』(中国語版出版予定)。
NHKの外部キャスターのほか、北九州市博覧祭、愛知万博、国民文化祭福井、福井国体2018でプロデューサーもつとめた。JAXA客員、理化学研究所名誉相談役、福井県文化顧問、日本生態系協会理事、日本文藝家協会会員。

 

2018年度父母懇談会(仙台会場)盛況のうちに終了

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12月9日(日)、宮城県仙台市内のホテルメルパルク仙台にて、2018年度父母懇談会(仙台会場)を開催。39世帯54名の父母の会会員に加え、大学教職員、同窓会関係者、父母の会役員合わせて92名が出席しました。

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当日は、全体会、学部別懇談会、懇親会の他、希望者のみ個別相談を行いました。全体会では、大学キャリアセンター協力により、地元宮城県庁職員の方から「首都圏へ進学した大学生へのUIJターン就職のすすめ」をテーマに講演いただき、宮城県の地元就職に向けた支援施策等についてお話しいただきました。また、同窓会宮城県支部代表より、同窓会宮城県支部の活動についてご紹介いただきました。
当日は宮城県をはじめ、岩手、山形、秋田、福島の各県からの参加もあり、大変和やかかつ賑やかな会となり、会員同士が親睦を深めました。

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この懇談会の模様は、3月発行予定会報36号及びこのホームページに掲載いたします。

2018年度 父母交流会(札幌会場)(3)

懇親会

 全体会のあとは懇親会を開催。
懇親会は和やかな雰囲気の中、ご父母同士や、大学教職員の皆様と交流を深めました。
2018父母交流会札幌懇親会


[プログラム]

11:30 ~ 受付開始

■全員参加 
<全体会>
 12:00~ 12:15
 ○主催者挨拶:獨協大学父母の会代表幹事 増渕修司
 ○同窓会挨拶:一般社団法人獨協大学同窓会会長 須藤明弘 氏
 ○出席者紹介

 12:15~ 13:00 
 ○大学代表者挨拶および大学近況報告
 :古川堅治 国際教養学部長/父母の会副代表幹事
 ○キャリアセンターによる就職に関する講演
 「キャリアセンターの就職支援と就職状況」
 平井岳哉 キャリアセンター所長/経済学部経営学科教授

 13:00~ 13:20 
 ○同窓生による講演:「獨協との縁」 
  前田雅規 氏 一般社団法人獨協大学同窓会北海道支部代表 / 1983年 法学部法律学科卒業
 司会:鈴木弘美 幹事

 13:30~ 15:00 
 <懇親会>
 ○開会の辞:杉山誠 監査
 ○乾杯:全載旭 経済学部長/父母の会執行幹事
 ○閉会の辞:野間綾子 副代表幹事
 懇親会司会 :石橋豊栄 幹事

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2018年度 父母交流会(札幌会場)(2)

 就職に関する講演会では、キャリアセンター所長である平井 岳哉 経済学部教授にご講演いただき、続いて一般社団法人 獨協大学同窓会 会長 須藤明弘氏にご挨拶いただきました、その後、札幌在住の卒業生代表として同会の九州支部代表である前田雅規氏に「獨協との縁」をお話しいただきました。


[就職に関する講演会]

平成の30年で昭和の60年分の変化がありました。
「キャリアセンターの就職支援と就職状況」
キャリアセンター所長/経済学部経営学科教授 平井 岳哉
2018札幌_平井先生

 来年で平成が終わるわけですが、平成の30年は昭和の約半分の期間ですがかなり様変わりしました。その原因は1990年代終わりごろのインターネットの登場とグローバリゼーションです。平成の30年で昭和の60年分の変化があったと思います。就職の面で言えば産業間で優劣がみられます。例えば製造業が弱くなりました。エレクトロニクスのリーディング企業だったシャープやソニー、東芝などに変調が見られます。それに代わって何が伸びているかというと情報通信系です。通信キャリアや通信機器の部品・アプリを扱う企業が有力な企業になっています。
 他にも新しい職業、例えばプロゲーマーやユーチューバーなど我々のような旧世代の人間には理解できない職業が既に確立していて、学生の人気を得ています。昔なら「えっ」って思うような職業でも今は企業の採用の間口が広くなっていますので、学生が希望しても以前ほどリスクはないかと思っています。
 重要なのは正社員になっていただきたいんです。今は非正規雇用が増えており、全体の3分の1くらいになっています。大学レベルでも5%くらいは非正規雇用で就職しています。学生からすると非正規雇用でも問題ないじゃないかという人も多いのですが、実際には福利厚生や年金や保険などの待遇がかなり違うんです。
 ですのでキャリアセンターでは正規雇用で就職して欲しいと指導しています。ご家庭でも非正規雇用にはリスクがあると伝えていただければ幸いです。


[地元在住卒業生による講演]
「獨協との縁」
一般社団法人獨協大学同窓会 北海道支部代表 前田 雅規氏
(1983年 法学部法律学科卒業)
同窓会北海道支部代表 前田 雅規氏

 卒業して最初に就職したのがリゾート開発会社でした。北海道出身者は北海道に帰りたいという人が多かったんです。私も最初に就職した会社から独立した尊敬する先輩から、帰るなら札幌の支店をやってくれないかと言われて30の年に札幌に帰りました。
 そして当時苫小牧に帰った先輩に誘われて30歳になって初めて同窓会に出席しました。北海道支部は仲が良くて、獨協全体の卒業生が9万人を超えているんですが、そのうち1200名が北海道出身といわれていて、そのうち600名くらいが北海道に戻っています。その600名のうち200名くらいの同窓生は飲み会などで年1回は集まっています。
 北海道の各地の商工会議所のトップなど、北海道津々浦々に獨協の同窓生の方がいらしていて、色々な方が活躍しています。よろしければご紹介しますので、お子様が北海道にお帰りの際はぜひ同窓会北海道支部を活用していただければと思います。

 Voices 参加者の声

安心できよかったです
 大学についてよくわからないまま入学を決めたので、今日の説明を聞いて安心できよかったです。就職に関してもっと聞きたいと思いました。(外国語学部英語学科1年母)

大変参考になりました
 普段子供からの話しか聞けないのですが、先生方から大学の詳しい近況を聞くことができ、大変参考になりました。 (外国語学部フランス語学科2年母)

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2018年度 父母交流会(札幌会場)(1)

増渕代表幹事_2018交流会札幌

▲増渕修司 父母の会代表幹事

 7月1日(日)、札幌東急REIホテルにおいて、2018年度「父母交流会(札幌会場)」を開催し、21世帯27人のご父母・保証人と関係者合わせて52名が出席し、盛況のうちに終了しました。
 はじめに父母の会を代表して増渕修司 代表幹事は「獨協大学父母の会は、大学の教育方針に則り、父母が連携を図り学生の学習活動を支援すると共に大学の教育研究活動の充実及び発展に寄与する事を目的として、2008年10月に発足されました。諸先輩方の熱き想いと長い熟成期間を経て培ってきた父母の会も今年10月に設立10周年の節目を迎えます。今年度はこの10周年記念事業の一環として10周年記念誌の発行、父母の会シンボルマークの公募、大学への記念品贈呈、記念講演等の実施を予定しております。
 本日は大学関係者や同窓会の皆様にもご参加いただいています。折角の機会でございますので、ご参加の皆様と大いに交流を深めていただき獨協大学の雰囲気を感じていただければ幸いです。」と挨拶いたしました。


[同窓会挨拶]
日本中で活躍する獨協大学OB
一般社団法人 獨協大学同窓会 会長 須藤明弘
2018父母交流会札幌_獨協大学同窓会 会長

 北海道の皆様、初めまして。本日お会いできることを楽しみにしておりました。
 皆さま色々な同窓会のご経験があろうと思いますが、会合を開いて親睦を深めること、これは大切ですが、それだけではなく意味のある会合にしていこうと獨協大学同窓会では取り組んでいます。
 一体同窓会、つまり卒業生がどんな活動をしているのか、どんな人間なんだろうとご興味、ご関心があろうかと存じます。卒業後の実社会でリーダー的役割を発揮されているOBが増えています。その中でも特に北海道では幅広い分野で立派に活躍中の同窓生がたくさんいますが、そのご紹介は北海道支部長の前田さんに譲りたいと思います。従って、私は 全国レベルで活躍中の方のご紹介をしたいと思います。衆議院では厚生大臣政務官の富山1区の田端さん、国会対策副委員長の福岡1区の井上さんがいます。 同じく福岡には道路陥没を突貫工事で直し、世界的な賞賛を浴びた高島市長などが同窓です。一部上場企業の経営陣も名を連ねてきています。ニチレイの前経営者、伊藤忠商事の代表取締役前専務、太平洋セメント販売の社長さんなどがおられます。女性で海上自衛隊の練習艦「せとゆき」の艦長になった方やタレントさんまで本当に多士多彩です。現役生の皆さんの将来は更に大きく活躍される事を確信しています。私たち同窓会の活動がひいては獨協大学のブランド価値の向上に質しますので現在どんどん情報を集めております。
 皆さまの身近な方で獨協関係者、卒業生のご活躍のニュースがありましたら同窓会までご連絡いただければと思います。本日はお招きいただきありがとうございます。


[大学代表者挨拶及び大学近況報告]
大学と父母の会の総力を結集し、逞しく生きる力を育成
国際教養学部長/父母の会副代表幹事 古川堅治
2018父母交流会札幌_副代表幹事

 本学は父母の会により「教育・研究活動」と「学生生活」に対して様々な支援をいただいております。奨学金、就職、学生チャレンジ支援プログラム等の学習支援に加え、最近では昨年4月に父母の会から多額のご寄付を賜り建設しました「創立50周年記念館(西棟)」が竣工。アクティブ・ラーニングを積極的に推し進める次世代の教育施設として、学生の自律的な学習を支えております。
 教育面では、本学は学則の第1条に、本学の教育目的が学問を通じての人間形成にあること、そして獨協学園の伝統である外国語教育を重視し、複雑な内外の情勢に対処できる「実践的な独立の人格を育成する」ことを掲げています。そして本学は、この人間形成教育と実践的な語学教育に繋がる教養教育を重視してまいりました。その中心となる「全学共通カリキュラム」は、既成の学問分野にとらわれない科目編成と、学部・学科の枠組みを超えた受講体制を特色として、総合的な思考力を養うことを目的としています。またこの「全学共通カリキュラム」の英語部門では、1年生・2年生全員にTOEIC® テストを実施し、語学力に応じた少人数クラスを編成して授業を行っております。こうした基礎教育を踏まえて、少人数ゼミナールと、各学部・学科独自の専門科目を編成しており、大きな教育効果を上げています。
 現在、わたくしたちを取り巻く環境は不透明な要素が数多く見受けられます。しかしながら、本学はこのような時代であるからこそ、社会的ニーズを的確にとらえ、優れた人間性と能力を備え、たくましく生きる人材を育成すべく、大学の総力を結集してまいりたいと思います。

2018父母懇談会札幌参加者

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