日時:2022年11月12日(土) 11:00 ~
父母の会規程に基づき学長との懇談会を行いました。学長からは本会の日頃の支援に対する謝辞が述べられ、大学の近況について説明がありました。父母の会からは今年度の活動報告を行い、今後も大学と父母の会は連携を密にしていくことを確認しました。
日時:2022年11月12日(土) 11:00 ~
父母の会規程に基づき学長との懇談会を行いました。学長からは本会の日頃の支援に対する謝辞が述べられ、大学の近況について説明がありました。父母の会からは今年度の活動報告を行い、今後も大学と父母の会は連携を密にしていくことを確認しました。
『学生チャレンジ支援プログラム』とは、獨協大学父母の会が本学学部学生のチャレンジ活動に対して助成や顕彰を行うことで、獨協大学の教育活動の充実に寄与することを目的としたプログラムです。
調査・研究活動やクラブ・サークル活動などにおいて、より高い成果を上げるための学生のチャレンジに対して、その経費の最高50%を助成する『チャレンジ活動助成』と、大会やコンテストで優れた結果を出したことに対して顕彰する『チャレンジ活動顕彰』があります。
申請希望者は『獨協大学父母の会 学生チャレンジ支援プログラム申請書』および必要書類を父母の会事務局窓口(総合企画課内)にご提出ください。
申請者:経済学部高安健一ゼミナール
活動名「草加本染LOVERS」に対し、223,630円の助成金を給付。
活動概要:草加市の伝統産業である「草加本染」を未来に継承するプロジェクトを推進。草加市産業振興課と伝統工芸士の協力を得て、自らの手で製品を作り販売する行動が社会的活動として評価された。
メッセージ:我々は、草加市の伝統産業である「草加本染」を復興させ、草加市をより誇れるまちにするプロジェクトを推進しています。草加市役所や伝統工芸士、草加マルイなどのたくさんの方に支えられながら活動してきた中で、何よりも人が持つ温かさに触れることができました。知識や経験が乏しい我々の話を真摯に聞いて、ご協力してくださった関係者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。このプロジェクトにより、得られる成果が今後の本学や地域に貢献し、結果として社会への還元につながるものとなる様、一層努力して参りたいと存じます。
申請者:経済学部高安健一ゼミナール
活動名「東武動物公園SDGzoo推進プロジェクト」に対し、175,473円の助成金を給付。
活動概要:日本有数の来場者数を誇る東武動物公園において、冊子を用いたスタンプラリー(小学生対象)を行い、SDGs、生物多様性、そして絶滅危惧種に関する知識を、子どもたちが自分の「頭」、「心」、そして「体」で学ぶ機会を提供した。
メッセージ:活動を通して、我々は「社会人基礎力」を身につけることができました。具体的には、企画の考案から運営までを自らで行った「実行力と主体性」、社会または企業の課題を明確にし、企業や世間に対し積極的に働きかけた「課題発見力と周囲を巻き込む力」、そして1年間という限りある時間の中でチームとして同じ目標に向かって行動しつづけてきた「協調性と計画性」といった点です。これらの能力は今後、私たちが社会人となった際に、それぞれの環境下で十分に活躍できるだけのスキルであり、今回の企画はまさに学問を通じての人間形成の場であったと感じています。今後は生物多様性について学んでくれた子供たちが、将来世代の軸となり、経験や気づきをより下の世代へと引き継いでいってくれることを願っています。また、我々も生物多様性が尊重される社会を目指し、情報発信などをこれからも続けていきたいと考えております。
申請者:体育会女子バスケットボール部
第72回関東大学女子バスケットボールリーグ戦4部1位に対し、74,000円の顕彰金を贈呈。
申請者:同部・齋藤 茉菜
第72回関東大学女子バスケットボールリーグ戦4部優秀選手賞に対し、35,000円の顕彰金を贈呈。
メッセージ:今年は私にとって大学生活最後のリーグ戦で、15年間続けてきたバスケットボールの集大成の年でもありました。試合を重ねるごとにチームが成長して、一つになっていくことができました。みんなと一緒にバスケを出来たことが、心の底から嬉しく、とても楽しかったです。一戦一戦大切に、より良い試合が出来るようにチーム全員で考えて戦えたことは、何にも代えられないものになりました。
申請者:木村 美祐、秦 茉優華
第38回国際問題プレゼンテーションコンテスト奨励賞に対し、65,000円の顕彰金を贈呈。
メッセージ:私たちは、プレゼンテーションや論文の技術に加え、国際問題に対する意識の向上や同じ意識を持つ仲間と出会い、とても貴重な経験をすることができました。今後も国際情勢に目を向けながら、社会的に貢献していけるように勉学に励みたいと思います。
*学生チャレンジ支援プログラムの詳細はこちらをご覧ください
獨協大学父母の会では、学生の情操教育の一助となることを目的として、2010年度から「能」「歌舞伎」「落語」「宝塚歌劇」など伝統芸能鑑賞教室を開催してきました。
今年度はガラリと趣向を変え、『THE FIRST SLAM DUNK』の映画鑑賞会を実施し、144人の学生が参加しました。世界に誇る日本の文化「アニメ」。「スラムダンク」は1 人の少年が、バスケットというスポーツに魅了され成長していく、私たち保護者世代には懐かしい「スポ根」もの。学生たちに、将来への意欲や努力、そして夢への強い意志をもってほしいという思いを込めて企画しましたが、その思いは伝わったようです。以下、学生の感想を紹介いたします。
とても良かったです!気になっていた映画だったのでいい機会だなと思って参加したのですが、作品もとても面白く、あと何度か観に行こうと思います。いいきっかけを作ってくださりありがとうございます!次回の企画も楽しみにしています。(国際教養学部 言語文化学科 3年)
SLAM DUNKという様々な世代に愛される大作を見ることができてよかったです。正直に言うと、私自身はSLAM DUNKに関してあまり知らなかったのですが、今回の映画観賞を経て、名作というのは年月が経っても色褪せないものなんだと思い知らされました!
各キャラクターにスポットを当てつつ、それぞれに見せ場がしっかりとあってたった2時間の作品なのにそれぞれに感情移入することができました。終わってみると登場人物全員が主人公だったんだなと気付かされ興奮しました。(経済学部 経済学科 4年)
大学最後の年にスラムダンクという素晴らしい作品を父母の会で楽しむことが出来て良かったです。(経済学部 経済学科 4年)
とても良い時間を過ごすことができ、今後もこのような活動があれば参加したいと思いました。(法学部 法律学科 1年)
素晴らしい企画でした。自分自身だけでは見ることのなかった作品に出会えました。ぜひ他にもこのような企画を行なってほしいです。(外国語学部 ドイツ語学科 3年)
自分は幼い頃から漫画やアニメにそこまで触れて来なかった方ですし、本作の漫画原作を読んだことは無いですが、とても楽しめました。今回のような機会を設けて、私の様なアニメを見ない層に対して世界的に人気な漫画、アニメ文化に触れさせることは非常に大きな情操教育になると思います。私は原作を読もうと思いましたし、今後も様々なアニメ作品に触れてみたいです。もしよろしければ、継続的な開催を希望します。(法学部 国際関係法学科 3年)
とても有意義な制度でこの機会は逃したくないなと思いました。(法学部 法律学科 1年)
この度はこのような素晴らしい機会を本当にありがとうございます。山王戦の映画再現とういうより、井上雄彦先生の最新作として本当に楽しめました。力の入れたいシーンCGではなく先生が直筆してそうなところが最高でした。スラムダンクを読み直し、またバスケがしたくなりました。 (外国語学部 英語学科 1年)
2023年2月25日(土)に開催した父母交流会(学内会場)「なるほど日本語教室~点検!日常のことば~」は盛況のうちに終了しました。たくさんのご来場およびご視聴、誠にありがとうございました。
次回の実施に活かすべく参考としますので、アンケートにご協力をお願い申し上げます。ご記入後に送信ボタンをクリックしてください。
アンケート結果及び父母交流会の様子は、6月発行の会報54号にてレポートいたします。
回答期限:2023年3月30日 15時
なお、3月30日より当講演をオンデマンド配信いたします。配信期間やご視聴方法は3月発行予定の会報53号でお知らせいたしますので、そちらをご覧ください。
獨協大学父母の会では、会員相互の交流促進を図ることを目的に、父母交流会を開催しています。
本年度は元NHKアナウンサーの梅津正樹さんを講師にお招きし、「なるほど日本語教室~点検!日常のことば」と題してご講演いただきます。
会員の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※予約登録時のメールアドレスに視聴URL をご案内します。
▼お申し込みは以下特設ページアドレスより
https://dokkyofubonokai.jp/2022kouryu/
申込締切:2023年 2月 22日(水) 15時
獨協大学父母の会現役員の任期が2023年5月で満了いたします。
つきましては、次期役員の立候補を募ります。運営に際しては事務局が全面的にサポートしますので、PTA経験者はもちろん、未経験の方でも心配は無用です。
本会の運営に関心のある方、学生と大学のために汗をかいていただける方の積極的なご応募をお待ちしています。
【立候補の要件】
下記1、2両方の要件を満たす方。
1.「大学の教育方針に則り、学生の学習活動を支援するとともに、大学の教育研究環境の充実及び発展に寄与する」という本会の目的を十分に理解し、会の円滑な運営を優先して活動できる方。
2.「(1)事前説明会(役員活動内容説明会)」「(2)役員立候補者ガイダンス」「(3)総会」のすべてに出席できる方。
(1)事前説明会(役員活動内容説明会)
・父母の会について理解を深めることを目的に実施します。立候補に少しだけ関心がおありの方でも結構です。まずはお気軽にご参加ください。
・下記日程で開催しますので、立候補をお考えの方はいずれかの回に出席をお願いします。
第1回 2023年 2月 18日(土)15時(終了しました)第2回 2023年 3月 11日(土)15時(終了しました)
第3回 2023年 4月 8日(土)15時
・事前説明会は申込制です。前日までにメールまたはFAXにてお申込みください。
*前日16:30までの事前申し込み者に限ります。
*場所はすべて獨協大学大会議室(中央棟3階)です。
*時間は1時間程度、事務局が説明いたします。
*説明はすべての回同一の内容となります。
*立候補に関心をお持ちの方で、上記日程のいずれにもご都合が合わない場合は、事務局にご相談ください。
(2)役員立候補者ガイダンス
・役員の責任と役割について理解を深めた上で、最終的な立候補の意思確認を行うことを目的に実施します。
・事前説明会に出席された方が対象です。事前説明会に出席された方で立候補をお考えの方は必ず出席してください。
・当日は役員の責任と役割に関する理解を深めるため、ガイダンスの冒頭でコンサルタントによる幹事研修を受講していただきます。
日時:2023年 4月 15日(土)15時
場所:獨協大学大会議室(中央棟3階)
*進行は事務局が行います。時間は2時間程度を予定していますが、状況によりそれ以上になる場合があります。
(3)総会
日時:2023年5月 27日(土)15時
場所:獨協大学
(事前説明会応募方法)
①会員氏名 ②学生氏名 ③所属学科 ④学年 ⑤連絡先電話番号 ⑥メールアドレス ⑦参加希望日 を明記の上、メールまたはFAXにて事務局までお申し込みください。
メール:fubonokai(a)stf.dokkyo.ac.jp ※(a)を@に置き換えて送信してください。 |
過去の活動例
・総会の運営
・定例幹事会への出席(月1回程度)
・会員向け事業の企画・運営(父母懇談会(学内・学外)、父母交流会(学内・学外)、父母向け啓発セミナー
等)
・学生向け事業の企画・運営(学生チャレンジ支援プログラムの審査、芸術・芸能鑑賞企画等)
・父母の会会報の企画・編集
・学長懇談会への出席
・その他、学生及び大学の支援に関する企画立案
(学生向け映画観賞会受付の様子(2022年12月11日)
『学生チャレンジ支援プログラム』とは、獨協大学父母の会が本学学部学生のチャレンジ活動に対して助成や顕彰を行うことで、獨協大学の教育活動の充実に寄与することを目的としたプログラムです。
調査・研究活動やクラブ・サークル活動などにおいて、より高い成果を上げるための学生のチャレンジに対して、その経費の最高50%を助成する『チャレンジ活動助成』と、大会やコンテストで優れた結果を出したことに対して顕彰する『チャレンジ活動顕彰』があります。
申請希望者は『獨協大学父母の会 学生チャレンジ支援プログラム申請書』および必要書類を父母の会事務局窓口(総合企画課内)にご提出ください。
なお、2022 年度第2期(2022年7月1日~ 9月30日) は活動助成、活動顕彰共に申請はありませんでした。
第3期(2021年10月1 日~ 12月20日) は現在募集中です。
*学生チャレンジ支援プログラムの詳細はこちらをご覧ください
今年度の平均求人倍率は1.58 倍です。この数字はバブルやそれ以前と比べるとまだ厳しい状況ではありますが、コロナの影響を受けた就職難はもう過ぎたようにみえます。特に宿泊業、情報・サービス業、建設業、メンテナンス業など、コロナの影響を大きく受け、雇い止めをせざるをえなかった業種も人を求めているといえると思います。
求人倍率は従業員規模でも大きく変わります。従業員数が5,000 人以上の大企業の求人倍率は0.37 倍の狭き門です。大企業に就職して欲しいと思っている保護者も多いかもしれませんが、企業もそれだけシビアに見ています。
また、企業はコミュニケーション能力が高い人材を求めています。こうした能力はゼミやサークル活動で培うものと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ご家庭内でも十分に培うことができます。コロナ禍で対面コミュニケーションの機会が減っている今こそ、挨拶や受け答えの仕方など、ご家庭でも練習してみてください。
コロナの影響で倒産した企業があれば、同じ業種でもそれを免れた企業もあります。また今までの事業を見直し、新しい事業にチャレンジして成功した企業もあります。総じて今までのやり方に固執せず、様々な変化に対応できた企業が残っているといえるでしょう。これからの就職活動には、目指す職種や企業が時代の変化に柔軟に対応できるかという視点でふるい分けをすることも必要かもしれません。
視野を広げるためには、身の回りの物事を注意深く見ることが大事です。大手フードチェーンや菓子メーカーは知っていても、容器や紙パックを製造している企業は知らない人の方が多いでしょう。こうした分野にまで視野を広げることで、魅力的な企業が見えてきます。
またスタートアップ企業に投資する大企業も世界的に増え、日本国内でもスタートアップ担当大臣が任命されました。勿論リスクはありますが、こうした企業を研究してみても良いかもしれません。
就活の情報収集のポイントは、客観的な情報を得ることです。得られる情報には必ずその人の主観が入ります。主観や直感も大事ですが、多くの情報源をあたることで、客観的にその企業のことが見られるようになります。情報収集の際は企業の事業内容や財務状況、将来性や企業理念、沿革、職種や福利厚生、給与キャリアなど、極力全体がわかるような形で収集すると、より良い判断材料になります。
特に会社説明会は現役の社員から話を聞くチャンスです。また、同じ業種を志すライバルがどのように就職活動をしているかを見る絶好の機会でもあります。企業の話だけではなく、同じ学生の話し方や聞く姿勢にもぜひ注目してみてください。あなたに今足りないものがわかるかもしれません。
帝国データバンクでは調査の際、相手の規模にかかわらず、必ず現地に行き自分の目で確かめるようにしています。その企業が扱っているものを実際に使ってみることや、その会社や事業所に赴いて社員さんの出退勤の様子を見ることで得られる情報があります。
キャリアセンターの学生支援
キャリアセンター所長 岡田圭子
キャリアセンターの支援内容は大きく分けて『進路相談』、『資料提供』、『ガイダンス・講座実施』の3つです。 進路相談は全学年を対象に、対面、電話、Zoom を使用したWeb 相談を行っています。WEB 相談は予約制ですが、対面相談は予約不要です。早いうちから将来を考えたい学生さんも、ぜひいらしてください。 資料提供もキャリアセンターの大きな仕事です。求人やインターンシップ、U・I ターンなど就職関連情報の他、企業情報が豊富な貴重なデータベースをご覧いただけます。また志望企業で働いているOB・OGの照会、卒業生の苦労や工夫が満載の就職体験記公開なども行っています。これらは予約なしで閲覧が可能です。 ガイダンスと講座は、今年はオンデマンドと対面の併用で行っています。インターンや就活でのマナー講座、業界研究、公務員試験対策など、膨大なアーカイブがございます。これらの情報はPorTaⅡとキャリアセンターの公式LINE でもお知らせしています。昨年度は延べ43,655 名の学生が視聴しました。 2 月には対面で OB・OG 面接会を行います。獨協大学生のために OB・OGが講演を行ったり、模擬面接をしてくれる会となりますので、現在の3年生にはぜひご参加いただきたいです。 |
就職活動体験報告会 経済学部 経済学科4年
IT、広告会社に内定が決まり、現在は内定者インターン生として勤務しています。学生生活ではアルバイトと語学学習、読書に精を出しました。 就職活動においては、親子が対等で、信頼できる関係であることがなにより大事だと思います。希望職種や就活の状況を、上から採点するよう接するのではなく、どうすれば希望職種に就職できるかを一緒に考えてくれる協力者として接して貰えるととても嬉しいです。1 ~ 2 月の面接時期は感情の波が激しくなる傾向がありますので、この時期は特に慎重に接していただけると、子供も安心して両親に頼れるのではないかと思います。 |
就職活動体験報告 外国語学部 英語学科4年
航空と物流に絞って就職活動を行い、国内航空会社のグランドスタッフとして働くことに決めました。学業や部活動、アルバイト、課外活動など、頑張った経験を企業の方々は評価してくださいます。そのため失敗を恐れずに、積極的にチャレンジし、たくさんのことを学んでください。それは必ずあなたの力になります。 就職活動への家族の関わり方は人それぞれだと思います。特別なことをする必要はありません。そっとしておいて欲しいときもあれば話を聞いてほしいときもあります。それを察して、程よい距離感で接してくれると嬉しいです。 |
10月22日(土)対面とオンラインのハイブリッドで2022年度父母懇談会が開催されました。
山路学長をはじめ、就職に関する講演や就職内定者の経験談、父母の会支援活動報告の様子をレポートします。
コロナ禍での大学運営は3 年目となりましたが、当初の混乱に比べれば大学も落ち着き、学内には学生たちの笑顔も戻ってまいりました。「獨協大学父母の会」からは、この度の感染症拡大に際しても、多大なご寄付、ご寄贈をいただきました。この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。
本日は、獨協大学がこの数年間コロナ対策と並行して進めている取り組みについて、2点ご紹介します。1つは、本学のSDGs 推進活動、もう1つは、新たに建設中の施設です。
まずは、SDGs 推進活動について報告します。獨協大学は埼玉県内の大学として初めて、2021 年3月に「埼玉県SDGs パートナー」に登録しました。「社会」「経済」「環境」の分野で目標を掲げ、SDGs 関連の授業を増やしたり、障がいのある学生やLGBTQ 学生への支援、また、構成員の多様化を進めたり、CO2 排出量の削減に成果を出したりしています。大学独自のSDGs 行動指針も定めており、学生と教職員が協力して様々な活動を進めています。今年の夏には、学生の提案を取り入れて、ペットボトル削減のために給水機を設置しました。また、市内の「子ども食堂」に寄付ができる自動販売機を設置したり、防災用の非常食を活用した食堂メニューでフードロスを削減したりしています。ゼミの活動で自らSDGs の問題解決に取り組む学生たちもいますし、大学が協定を結んだ地域の復興事業にも多数の学生が参加しました。
こうした教育は、世界的な問題解決を担う人材の育成という点で、初代学長天野貞祐先生の教育理念に合致しています。SDGs の根本理念にある「誰ひとり取り残さない」という課題に取り組むべく、本学は、2020 年8 月に「獨協大学人権宣言」を公表しました。
人権問題に関連してお伝えしますと、獨協大学では、今年危機的な状況に直面したウクライナから避難学生3名を受け入れています。1 日も早く事態が収束し、穏やかに学習できる日常が訪れることを心より願っています。
次に、新施設「獨協大学コミュニティスクエア」についてご報告します。この施設は、大学の200m ほど北側の敷地に来年4 月に完成予定です。「学術研究・教育活動× 地域との開放的な交流の場」をコンセプトに、コミュニティホールやカフェ・ラウンジなどを設置し、自由度の高い第2のキャンパスとして利用されます。隣接したエリアの開発計画も進み、これにより、学生生活はより豊かになり、地域活性化の推進も期待されます。この新施設の建設においても、SDGs 達成を目標に掲げており、国土交通省の「省CO2 先導プロジェクト2021」に採択されています。
獨協大学は2024 年に創立60 周年を迎えます。今年中には、学生支援のための新たな寄付金事業を開始できるよう準備を進めています。趣旨にご賛同いただければ大変有難く存じます。教職員一同、今後の一層の教育環境の拡充に総力を結集してまいりますので、引続き、ご理解とご支援をいただきたくお願い申し上げます。
本日は父母懇談会にご参加いただき、誠にありがとうございます。
また、会員の皆様におかれましては、日頃より父母の会の活動に対し、ご理解ご協力を賜り心より感謝申し上げます。
獨協大学父母の会では保証人の皆様を対象に毎年10 月に父母懇談会を開催してきました。今年度も、昨年同様、新型コロナウイルス感染防止対策のもと、キャンパス内で対面での参加と、キャンパスにお越しいただくことなく参加できるオンライン形式の両方で開催となりました。
獨協大学父母の会は、大学の教育方針に則り、父母が連携を図り、学生の学習活動を支援するとともに、大学の教育研究活動の充実及び発展に寄与することを目的として、2008 年10 月に発足いたしました。教職員並びに会員の皆様方に支えられ、2018 年10 月には10 周年の節目を迎えられました。これもひとえに皆様方のご支援とおかげと感謝しております。
父母の会では、様々な行事を行っております。特にこの父母懇談会は、大学から学部学科の教育方針などをお伺いし、大学への理解を深めるとともに、直接先生方と交流できる貴重な場であり、重要な事業と位置づけており、ご参加いただいたご父母の皆様からは貴重な情報を知り得る良い機会だったとの声をいただいております。獨協大学の素晴らしい四季折々の風景が眺められるキャンパスや、素晴らしい教職員の皆様を間近に感じていただき、獨協大学を選んで良かったと思っていただければ幸いです。
本日の開催にあたり、父母の会名誉会長でいらっしゃる山路学長や、副代表幹事を務めてくださっている安井国際教養学部長をはじめとする教職員の皆様、他多くの関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
また、皆様方からの獨協大学の父母の会への末永い支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げ、代表幹事の挨拶とさせていただきます。